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就職・キャリア支援
CAREER

特別対談

貿易・観光学科
2014年3月卒業

株式会社ホテルおかだ
(宿泊部 料飲課 レストラン係)
勤務

槙戸 遥 さん

観光マネジメント学科
2018年3月卒業

株式会社ホテルおかだ
(宿泊部 料飲課)
勤務

鈴木 智裕 さん

ゼミナールで培った話す力を活かして
臨機応変に対応する
フィールドワークを通して観光地の現状を体感

秋山
お二人とも横浜商科大学で観光を学ばれていましたが、どうしてここで学ぼうと思ったのですか。
鈴木
観光による地域振興に興味があり、観光地としても有名な 横浜で、“生きた観光”を学びたいと考えて選びました。また、少人数制の横浜商科大学でなら、じっくりと学びを深められるのではないかという思いもありました。
模戸
私は旅行が好きで、観光について学びたいと考えていました。鈴木さんの言うように、少人数制教育のおかげで、先生や職員の方々との距離が近く、気軽に相談できる環境が整っているので、学業だけでなく就職活動の際にサポートしていただいたことも、とても心強く感じました。授業やゼミナール活動を通して親密な人間関係を築きやすく、同じゼミに所属していた友人たちとは今でも交流があります。
鈴木
同じ目的を持った仲間が集まっていることも、ゼミ活動の交友関係が続く理由の一つではないかと思います。活動が盛んなゼミで、思い切り研究に打ち込めたからこそ、今に活きる多くの経験ができたのだと思います。
秋山
印象に残っている活動などはありますか。
鈴木
震災学習と観光業とを結びつける試みです。より理解が深まるよう、当時の出来事や歴史について、観光プログラムに組み込む工夫をしました。観光の新たな可能性を模索するのが面白かったため、特に印象に残っています。
模戸
フィールドワークが非常に盛んなゼミだったので、よそではできない経験をたくさん積むことができました。特に思い出深いのは、しまなみ海道を自転車で横断し、現地の方と交流しながら観光の現状をヒアリングしたこと。観光客を増やすためにはどうすればよいか、民泊での合宿形式で調査しました。ゼミでの意見交換や発表を通して、分かりやすくハキハキと話す能力が身についたことが今の業務に活かされています。
鈴木
私も、ゼミ活動での経験が現在の仕事に活きていると感じます。お客様の雰囲気から人となりを理解して話を合わせるなど、接客する上での“引き出し”が増えました。教授や仲間との意見交換を通して、ホスピタリティや各地の現状について学べたことも、今の仕事につながっていると感じています。

きめ細かなコミュニケーションで
お客様の安心をつくりたい

秋山
料飲課を担当されているお二人ですが、入社当初からずっと同じ部署で勤務されているのでしょうか。
模戸
私は入社2年目から現在まで、ずっとバイキングレストランで
ホールの接客・受付をしています。
鈴木
私は入社してから3年目までは料飲課にて客室係やレストラン業務を担当していました。業務における課題解決を進めるマルチタスク推進課を経て、現在は再び料飲課の業務を担当しています。
秋山
多くの部署を経験されているのですね。実際の業務と、入社前のイメージとのギャップはありましたか。
鈴木
自分の対応が満足度を左右するという責任の重さに負けそうになった瞬間もありました。しかし、在学中に身につけた客観的な視点を持って業務に取り組むようにしたところ、自分に合っている仕事だと思えるようになりました。積極的にお客様にかかわることはもちろんですが、適切な距離を取って接することができるようになったと感じています。
模戸
新人の頃は覚えることも多く、大変に感じることもありました。私も入社当初は毎日メモを見返していました。働き続けるうちに視野が広がり、現在では、普段の業務はもちろん、新人教育や職場の環境づくりなどにも取り組んでいます。
鈴木
お客様とのかかわりだけでなく、従業員間の連携も非常に重要ですね。私の目標は、部署と部署とをつなぐハブのような、垣根を越えて活躍できる人です。お客様が安心して滞在できるホテルを目指し、尽力しています。
模戸
コミュニケーションを大切にしながら、担当部署だけでなくホテル全体をより心地よい空間にしていきたいですね。お客様からの「ありがとう」をエネルギーにして、お互い頑張りましょう。

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