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就職・キャリア支援
CAREER

卒業生からのメッセージ

経営情報学科

林 太一公認会計士事務所勤務

林 太一さん

2002年 経営情報学科卒業

なりたい自分、目指す目標が明確なほど、
学問と向き合う姿勢が能動的になっていく

勉強も就職活動も受け身にならず、
前向きに挑戦する楽しさを感じてほしい

私が在学したのはもう十数年前ですが、当時は就職氷河期で片っ端から採用試験を受けて、どこかに内定が決まれば良いという風潮でした。私も自分には到底向いていない営業職に就きましたが、一年と持ちませんでした。公認会計士になろうと思ったのはその会社を辞めてからです。志望しない会社に転職してもまた続けられるかわからない。それなら本当にやりたい仕事を見つけ、実現するまで勉強しようと決めました。その時は公認会計士の国家試験が難関の狭き門とも知らず、ここから丸2年も勉強することになるとは思いもしませんでしたが。

国家試験突破は、コツコツ勉強を続ける以外に近道はありません。大学時代、勉強を怠っていた私は、学ぶ意識を変える必要がありました。今思うのは、目標をもつことの大切さです。無職の状態で、試験勉強を続けるのは精神的にきついと思われるかもしれませんが、私はそれほど苦しく感じませんでした。毎日新しい知識を得て理解が深まる過程はむしろ幸せでした。人は目標があると能動的になる。それが学問と向き合う理想の姿勢です。母校の横浜商科大学で教鞭をとる機会をいただきましたが、前向きに学ぶ楽しさを学生の皆さんに伝えていきたいと思います。

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