10月24日に開催されたプロ野球ドラフト会議にて、本学硬式野球部でプロ志望届を出した岩貞祐太(商学部4年次生)、西宮悠介(同4年次生)が2名ともに指名を受ける快挙となりました。
今回候補として挙がった両名は、最速148kmのスピードを誇る左腕投手で、他の有力候補と肩を並べるほど事前からの評判が高かったため、当日は練習場のあるみどりキャンパスに50名を超える報道関係者が詰めかけました。
練習を終えた二人と佐々木監督が記者会見場に用意されたモニターで、報道陣および硬式野球部員とともにドラフト会議の中継を見守りました。
まず岩貞投手が1順、2順目の1位指名は逃したものの、3順目の1位指名で阪神タイガース、北海道日本ハムファイターズより選択候補として名前があがり、抽選の結果、阪神タイガースが入団交渉権を獲得しました。
西宮投手は指名を佐々木監督と待っていましたが、なかなか自分の名前があがらず、他の候補者の名前があがるたびに会場からはため息が漏れていました。しかし、ドラフト会議開始1時間半が過ぎたころ、第5位指名で東北楽天イーグルスより名前があがりました。その瞬間、詰めかけた報道陣および関係者から歓声と大きな拍手につつまれ晴れて岩貞投手とともに記者会見壇上に上がることができました。
会見の席で手塩にかけた二人へ、佐々木監督は「人間としての成長」そして野球へ打ち込む変わらない「思い」を託しました。
その後、岩貞投手はドラフト会議終了後、みどりキャンパスに駆けつけた阪神、和田監督と30分ほど懇談を行いました。
岩貞投手の談話
「名前を呼ばれて初めて実感がわいた。阪神にはすばらしい左投手がおり、この方を目標として早くエースと呼ばれる投手となり、小さいころから憧れていた選手と対決したい。」とコメントしました。
西宮投手の談話
「待っているいる時間が非常に長かった。指名を受けて非常にほっとした。星野監督は(野球部の)佐々木監督とタイプが似ている。早くプロの世界の環境に慣れて主力選手として活躍したい。」と少し感激のためか一瞬、言葉を詰まらせながらのコメントでした。
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