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2026年07月10日
横浜商科大学
【特別講義】人生を切り拓く「一生もののビジネスマナーとホスピタリティ」を学ぶ
このたび、本学の「商学基礎」の講義において、一般社団法人アドラー・コミュニケーション研究所の代表理事を務める金井津美先生および公認講師の折戸瑛里佳先生を特別講師にお迎えし、2週にわたって実践的な特別講義が行われました。
本記事では、これからの時代に社会人として求められる「ホスピタリティ」と「キャリアデザイン」の在り方について、本授業の内容を交えて解説します。
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特別講義「ビジネスマナーとホスピタリティ」について
本学の「商学基礎」は、1年次生対象の必修科目で、商学がどのような学問であるかを早期に理解し、これからの4年間の学びの基盤を構築することを目的としています。講義では「経営学、マーケティング、会計学、観光学、スポーツビジネス」の合計5つの領域を学びます。今回は、その中の「観光学」の領域における特別講義として、大学生活をスタートさせたばかりの1年次生に向けて、第1週は「ビジネスマナー編」、第2週は「キャリアデザイン編」として実施されました。
なお、金井先生、折戸先生ともに、社会人を対象とした研修を多くご担当なさっていることから、本学の1年生に適合する講義内容となるよう、本学観光マネジメント学科長の竹田育広教授、長谷川順一郎教授(講師招聘も担当)とともに、事前に綿密な意見交換がなされました。
第1週)講義題目: 「サービスとホスピタリティ ビジネスマナー編」
講 師: 一般社団法人アドラー・コミュニケーション研究所
代表理事 金井 津美 先生
第2週)講義題目: 「サービスとホスピタリティ キャリアデザイン編」
講 師: 一般社団法人アドラー・コミュニケーション研究所
公認講師 折戸 瑛里佳 先生
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【第1週】「サービス」と「ホスピタリティ」の決定的な違い
第1週の講義の前半では「サービス」と「ホスピタリティ」それぞれの違いが説明されました。「サービス」は対価に応じて提供され範囲に限界がある一方、「ホスピタリティ」は対価に依存せず、区別や限界もなく提供されるおもてなしであるという本質的な違いが示されました。このように、それぞれの役割や本質を正しく理解することは、これから観光学を深く学んでいく上でも欠かせない大切な基礎知識となりました。
加えて、学生たちが自らの指針とすべき「おもてなしの3点セット(こころがけ・こころくばり・こころざし)」の重要性が説かれ、金井先生からは「これらのおもてなしの心をしっかりと携えて、将来の就職活動や社会人生活に挑んでほしい」と、受講した1年次生に向けて温かい激励の言葉が贈られました。
【第1週】実践!ビジネスマナーの基本と作法
さらに講義は、正しい姿勢やお辞儀をその場で実践する演習や、クイズ形式での参加型セクションへと移りました。 社会人として身につけておきたい正しい座り方の姿勢やシーンに応じた正しい敬語の使い分け、そして第一印象を左右するお辞儀の仕方といった、実践的な基本スキルを全員で学びました。
金井先生は観光ホスピタリティ業の中核的存在であるホテルオークラ東京のフロントレセプション課で研鑽をお積みになりました。それもあり、そのお辞儀などの模範演技はたいへん素晴らしく、かつ、とてもわかりやすいものでした。なお、長谷川教授も同ホテルでの勤務経験があり、金井先生は5年後輩にあたられるそうです。
●お辞儀の基本:「ファストイン・スローアウト(素早く頭を下げ、ゆっくり起こす)」を意識し、お辞儀の最初と最後に必ず相手の目をしっかりと見て表情に表す、「アイコンタクトに始まりアイコンタクトに終わる」作法を徹底すること。
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●敬語・言葉遣い:「いらっしゃる・おいでになる(尊敬語)」や「伺う・参る(謙譲語)」など、立場やシーンによる用途が異なる。正しい言葉遣いを身につけるため、日常的に周囲の人へ積極的に敬語を使い、実践を通して習慣づけていくこと。
最後は、学生全員が正しい座り方やお辞儀の仕方をその場で実践し、体で覚える貴重な時間となりました。
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【第2週】社会で生き抜くための「3つの基礎力」
第2週の「キャリアデザイン編」では、「選ばれる自分を4年間で構築していく」をテーマに講義が行われ、折戸先生からはどんな場面でも使える「3つの基礎力」がクイズ形式で提示されました。
●アクション力:「まず動く」ことでチャンスを掴む力。準備時間を長くとり過ぎず「とりあえずやってみてから考える」姿勢が、好機を逃さない鍵となる。
●思考力:単なる反省ではなく、プロセスに踏み込んで「なぜだろう」と深掘りする力。成功と失敗の理由を考え「再現性」を作ることで、次への成功の鍵を掴む。
●チームワーク力:他者と協力し、より良い動きになるよう協調性を持って関わる力。意見の衝突を避けるのではなく、多様な意見を対話させ、「新しい価値(独自性)」を生むための掛け算として捉え直し、視座を上げることで、個人では到達できない高い成果をチームで創り出す原動力となる。
【第2週】独自性を生み出す「掛け算の秘訣」と明日への一歩
講義の後半では、自分ならではの独自の価値を創り出すため、「3つのタグ(#今持っているもの、#大学で学べること、#まだ持っていないもの)」の掛け合わせることをテーマに、自分自身と向き合うリフレクション(振り返り)の時間が設けられました。
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自らの内面を見つめ直した後は、「そのタグが加わったら誰を笑顔にできるか」をヒントに、新たに手に入れたいタグについて話し合い、賑やかな雰囲気の中で活発な意見交換がなされました。
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折戸先生からは、「今はやりたいことがなくても大丈夫。目の前にあることを一生懸命に取り組み、心の動いたものへのアンテナを高めていこう。『キャリアデザインの自転車モデル』という考え方を意識し、自分自身の意思で自転車を動かしていこう。」とのアドバイスがありました。

今後の展望
ビジネスマナーやホスピタリティは、一度身につければ「一生もの」となる強力な武器です。折戸先生から「これから始まる4年間は、自分を育てる最高の投資期間。今日からタグを集め、偶然を引き寄せ、思いきり大学生活を楽しみましょう」と言葉があった通り、学生たちは今回の2週にわたる貴重な学びを土台として、今後の大学生活でも多角的な知識を蓄え、将来のビジネス社会で大きく活躍する人材へと歩みを進めていきます。
講師歴24年、延べ指導人数10万人の実績を持つキャリアコンサルタント・心理カウンセラー。「心に勇気の灯をともす」を信条に、大手企業や病院、自治体など多数の研修を手掛ける。
【出版書籍】
タイトル:『なぜあなたの部下は指示を待ってしまうのか? ―アドラー心理学に学ぶ部下育成』
出 版 社 :日本能率協会マネジメントセンター
NECにてエンジニア・SEとしてIT領域の開発・マネジメントを従事した後、NECライフキャリアのキャリアアドバイザーに転身。産業カウンセラーや公認心理師などの資格を持ち、会社員と講師のパラレルキャリアを実践する。
- 問い合わせ先
- 横浜商科大学 観光マネジメント学科
長谷川 順一郎 教授(教員紹介へリンク)
- 発信部署
- 横浜商科大学 IR・情報メディア部 大学広報係











