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2026年02月06日
横浜商科大学
創立60周年記念特別講演会を開催
― 未来へつなぐ、確かな一歩。
「個の繁栄」から「公共の幸い」をつくりだす商学へ ―
2026年1月31日(土)、横浜商工会議所「横浜シンポジア」にて創立60周年記念特別講演会を開催しました。当日は、企業の方々や教育関係者、卒業生や地域住民の皆様など、総勢124名が来場されました。
「商学は、人の世の幸いのためにある」を問う一日
横浜商科大学は創立60周年を記念し、「商学は、人の世の幸いのためにある」をテーマとした特別講演会を開催しました。本学が掲げる「安んじて事を托さるる人となれ」という建学の精神や、
校歌に込められた「人の世の幸いのために尽くす」という想いは、新自由主義、グローバル資本主義を背景に、貧困格差や戦乱など、混迷を極める現代社会において、その重要性を一層増しています。
当日は、吉原理事長が説く『世のため人のための実学』を起点に、伝統産業の再生やウェルビーイング、学生による社会貢献など多角的な実践が共有されました。それは、単なる理論に留まらず、志を現代の文脈でアップデートし、具現化していく決意を共有した一日となりました。本学はここから、未来へつなぐ確かな一歩を、地域と共に踏み出します。
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「商学」をアップデート
吉原理事長の「創立者松本武雄のめざす商学とは、世のため人のための実学=真実の学問であり、総合社会科学、総合政策学である」という講演を起点に、学内からは学生による産学金連携による地域密着型で社会人向けの金融教育、西村悠先生による社会課題を自分ごと化する実践型教育の取り組みが報告されました。そして、前川喜平(本学特別招聘教授)、古賀茂明・寺脇研・原科幸彦(評議員)、原田博夫専修大学名誉教授など、著名な学者、知識人、企業、信用金庫、NPOなどの社会団体も参加し、学際的かつ多角的、実践的な視点から「真の商学」の姿が示されました。 また、本講演会の企画、運営には、司会や受付、進行管理など、多くの本学学生が自主的に活動に参加しました。
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さらに、世界的なブームである日本茶を通じた日本再生のシナリオ、GDP(国内総生産)を超えた「ウェルビーイング(幸福)」を追求する国家目標への転換、そして、社会的共通資本である環境を守るためのビジネス倫理と市民対話の必要性、いまこそ市民レベルでの日中友好に努めることの大切さ、衆議院選挙などの日本の政治情勢まで、議論は従来の「商学」の範疇を超えて多岐にわたり、商学の発想と視野を拡大しました。
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プログラム後半では、信用金庫による様々な社会貢献の事例、農福連携や労働者協同組合、地域金融機関による福祉支援など、具体的な実践の事例が次々と紹介されました。これらはすべて、経済活動を「社会全体の幸い」へと繋ぎ直すための真摯な取り組みであり、本学の提唱する商学が、現実の企業活動に適合することをまさに実証するものとなりました。
地域社会、行政、そして産業界と手を取り合い、商学を「公共の幸い」へと繋げていく。創立60周年という節目を迎えた横浜商科大学が、その創立の精神を確認し、次の時代を見据えた真摯な教育と実践の志を世に問うた、極めて意義深い一日となりました。
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・イベント情報「2026新春特別講演会「商学は人の世の幸いのためにある」(プログラム概要はこちらをご覧ください)
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