「経営学2」(内田学教授担当)に、吉田正昭氏(日本フィットネス産業協会会長、株式会社ルネサンス元代表取締役社長)をお招きし、「フィットネスクラブの変遷と今後の市場変化」の演題にて講演していただきました。 | 横浜商科大学
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2025年07月24日
横浜商科大学

「経営学2」(内田学教授担当)に、吉田正昭氏(日本フィットネス産業協会会長、株式会社ルネサンス元代表取締役社長)をお招きし、「フィットネスクラブの変遷と今後の市場変化」の演題にて講演していただきました。

2025年7月4日(金)の「経営学2」の授業に、ゲスト講師として吉田正昭氏(日本フィットネス産業協会会長、株式会社ルネサンス元代表取締役社長)にお越しいただき、「フィットネスクラブの変遷と今後の市場変化」の演題で、お話いただきました。

吉田氏は1979年に大学を卒業し、株式会社ピープル(現:コナミスポーツ株式会社)に就職しました。2年目から店舗の支配人という重責を担い、早期に営業部長・人事部長として仕事の目標を達成してきました。コナミスポーツでは2003年に、専務執行役員・事業開発本部長として、店舗以外の事業統括の業務を担当しました。

2004年には株式会社ルネサンスへ転職しました。ルネサンスでは、2003年頃から入会者に陰りが出てきました。原因は設備的な不備が大きくそのため、不備解消の為の12億円を皆で考え、設備を更新し悪い流れを是正することができました。2011年には、東日本大震災がありましたが、一致団結し、ルネサンスマインドでこの危機を乗り越え、東北地方での入会が前年比170%となりました。 その後、ヘルスケア領域を事業化すると共に水泳事業にも力を入れました。また地域の課題解決型事業の取り組みとして、2017年に地方創生の象徴となる「フィットネス&スタジオ バル」を鳥取の伯耆町でオープンしました。社会福祉法人伯耆町福祉協議会がルネサンスのノウハウを活用して、運営しています。2018年には、過去最高益、過去最高株価を十減することができました。

 

吉田氏が大学を卒業し、株式会社ピープル(現:コナミスポーツ株式会社)に就職した当時は、365日、休みなしで働いたそうです。いつもこの会社を辞めたいと思っていました。しかし、水泳のコーチをしていた時に、小学生の受講者に「いつまでも吉田コーチから指導を受けたい」と言われ、本気で仕事をしなければいけないという気持ちになりました。思いがけないことから、気づきを得ることができるという良い例であったと思います。社会人になり、困難な状況に陥った時の参考になるのではないでしょうか。

 

問い合わせ先
横浜商科大学 商学科
内田 学 教授(教員紹介へリンク
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横浜商科大学 IR・情報メディア部 大学広報係
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