スポーツ・健康ゼミにて、群馬県スポーツ協会の河田絹一郎氏が外部講師として講義が行われました。 | 横浜商科大学
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2025年07月08日
横浜商科大学

スポーツ・健康ゼミにて、群馬県スポーツ協会の河田絹一郎氏が外部講師として講義が行われました。

スポーツ・健康系ゼミにて、群馬県スポーツ協会で活躍されている河田絹一郎氏を外部講師としてお招きし、講義が行われました。

河田氏は、日本の大学院を修了後、カナダでトレーナーとしてキャリアをスタートされました。帰国後は病院やスポーツチームでトレーナーとして活動をしながら、千葉県スポーツ医科学センターに勤務されていました。様々なバックグラウンドをお持ちで、それぞれのキャリアの観点からのお話を聞かせていただきました。



「人のために尽くす」というトレーナーの心構え

講義では、カナダで河田氏が肌で感じた日本と海外におけるトレーナーの立場の違いやトレーナーの多様な分類について詳細な説明がありました。また、アスリートを直接支える専門職としての役割に加え、「人のために尽くす」というトレーナーの心構えは、学生たちの心に深く刻まれたようです。普段目にすることの多いアスリートの活躍の裏側には、それを支える多くの専門家の存在があることを改めて認識する機会となりました。



施設管理の重要性

次に千葉県スポーツ医科学センターでの経験が紹介されました。地域住民を巻き込むイベントの企画運営や、運動施設の管理など、スポーツを行う場所を提供し、その場所を維持することの重要性が語られました。



2029年の国民スポーツ大会に向けて

現在は、群馬県スポーツ協会にて、2029年に群馬で開催される国民スポーツ大会の準備のために、様々な競技団体やスポーツに携わる専門家との橋渡しを行い、国民スポーツ大会の成功を目指して活動しているとの事です。

最後にスポーツの業界に携わることの楽しさや難しさなどをお話しいただく中に、これから何をしたいか考える時に、自分の軸を持つことやその考えを言語化することの大切さを強調されていました。その言葉が学生たちには響いたようです。



学生の感想

●普段テレビやSNSで目にするスポーツの裏側に、どれほど多くの人の努力とビジネス的な視点が関わっているのかを知ることができました。特に、スポーツチームの運営やスポンサーシップ、メディア戦略の話は印象的で、スポーツを「観るもの」から「支えるもの」として捉える視点が得られました。また、実際に業界で活躍されている方々の講話からは、現場でのやりがいや課題もリアルに感じられ、将来のキャリアを考える上でも非常に参考になりました。スポーツを取り巻く多様な立場や仕事の存在に気づき、視野が広がる貴重な授業だったと思います。


●スポーツ業界は幅広く様々な分類に分かれているため、今自分が関わりたいと思っている形でなくても、スポーツとは関われると思ったので就職を考える際に視野を広く見てみることが大事だなと感じた。私はスポーツと地域活性化のつながりについて今興味があるので、河田氏がまちづくりとスポーツは密接にあるとおっしゃっていたのでもっと詳しく知りたいと思った。河田氏のキャリアの中でやはり資格は大事で、資格を取ることで自分のできることの幅が広がり、いろいろなことに挑戦でき経験できる。キャリアに必要だった力として専門知識、コミュニケーション、経験と信頼と教えていただいたので、学生で時間があるうちから積み重ねていきたいと感じた。実際にスポーツ業界で働いている方からスポーツ業界のリアルを聞くことができて貴重な経験だった。河田氏から教えていただいた今できる3つのことを少しずつでも挑戦してみたいと思った。

●河田氏のお話を聞いて、スポーツに関わる仕事には本当にたくさんの種類があり、それぞれに深い専門性や資格が必要であることを改めて感じた。特に「学生のうちに少しでも深く、たくさん知っておくことが大切」という言葉は、これからの自分にとっても大切だなと思った。

●カナダでの経験についてもとても興味深かった。スポーツが生活の一部になっているという話や、トレーニング施設が朝4時から開いているという環境には驚いた。国によってスポーツとの関わり方がこんなにも違うのだと知り、もっと興味が湧いた。 私自身、ただ漠然と「スポーツに関わる仕事がしたい」ではなく、もっと具体的に、はやめに将来を考えていきたいと思った。

問い合わせ先
横浜商科大学 経営情報学科 スポーツマネジメントコース長
谷中 拓哉 准教授(教員紹介へリンク
発信部署
横浜商科大学 IR・情報メディア部 大学広報係
TEL:045-583-9058 / FAX:045-571-3913
Mail:pr_office@shodai.ac.jp
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