観光PR映像の制作に挑戦！ー 観光情報を発信する手法やスキルを学ぶー

商大での学び方の特徴的な講義として「観光情報の作成と発信」を紹介します。
今回は講義の様子を取材させていただき、担当の奥野先生にお話しを伺いました。

 

講義「観光情報の作成と発信」

観光情報の作成と発信は、「座学」で観光情報を発信するための手法を学ぶことに加えて、学んだ手法を「実践」して観光情報を作成する講義。
事例研究等を通じて「観光情報」を届けたい対象、⽬的、役割や意義についての視点を養うとともに、演習を通じた観光情報の作成と発信を通じて、必要とされる知識やスキルを身に付けていきます。

 

まずは、撮影演習で身に付けた「知識」「スキル」で、魅力を伝えるポスターを制作

奥野先生は、Z世代の学生たちを次のように捉え、講義を企画されていました。

『Z世代は写真や映像に強い反面、実際に求められる専門的な基礎知識を持ち合わせていないことが多い。観光業界では、写真や映像の出来栄えが集客上、非常に重要であることから、写真や映像の撮影演習を実際に行い、その知識とスキルを習得することが必須である。』

その撮影演習の一環として、学生たちは「写真撮影」や「写真加工」を、今回の観光PR映像作成前に経験。
今回のテーマである「商大の魅力を発信する」ポスターを制作しました。

 

学生が選んだ優秀作品 「青の商大」

 

講義の様子　－撮影機材はスマートフォン、目線を変えながら学内を探索－

取材した 12月25日の講義は、動画作成の素材集めの段階で、撮影機材は学生自身の「スマートフォン」。
教室、正門、中庭、学生食堂、廊下、SHODAIテラス…。
学生たちは、チームで作成した絵コンテをもとに、目線を変えたり、動きをつけたりしながら、映像を撮影していました。
撮影後は素材動画をチーム内で共有、PR映像作成に向けてのミーティングを行っていました。

目線を変えながら学内を撮影、持ち寄った映像データを確認します

 

12チームに分かれた学生たちは、今回撮影した映像をもとに、1チーム2本、合計24本のPR映像を完成させていきます。
最終講義では、作成した動画のプレビューを受講生全員で行い、優秀作品を決定する予定です。

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