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2022年04月27日
横浜商科大学

第40回 松本武雄賞決定について

 学術研究会は、学生の研究意欲の向上を図るために、学生から学術論文を募集し、審査の上「横浜商大学生論集」に掲載するとともに、優秀な論文に対して本学創立者にちなむ「松本武雄賞」を授与し、表彰する制度を設けています。

2021年度は、5編の応募があり、慎重かつ公平・公正に審査した結果、以下のように決定しましたのでお知らせいたします。

◆特別賞  

寺内夏紀(竹田育広ゼミ)

「コロナ禍におけるキッチンカーの研究―移動販売の在り方と今後の展望―」

コロナ禍により移動が制限されている生活において、移動販売事業がどのように展開されているのか、また、今後そこにどのような可能性を見出せるのかをテーマとしています。キッチンカーに絞って取り扱っている点、さらに販売者へのインタビューを通して生の声を集めるという実地調査を行っている点で、高い説得性を獲得しています。論旨や構成、文献・注・図表の使い方の的確さなども含め、特別賞に相応しい論文です。

 

◆奨励賞  

上野彩華(岩倉由貴ゼミ)

「カット野菜の表示が消費者に与える影響」

近年市場が拡大傾向にあるカット野菜における生産者の顔写真の提示と消費者の購買意欲との関係に焦点を当てて、情報の表示が消費者に与える影響を検討しています。カット野菜に注目したことや先行研究の積極的な活用、仮説の立て方と検証の手順などに加えて、筆者自身によるアンケートの設計、実施、分析はこの論文のオリジナリティとして高く評価できます。 

 

◆奨励賞  

進藤瑠愛(竹田育広ゼミ)

「誰でも住みやすいまちづくりとは-利用者の目線からみたバリアフリー-」

バリアフリーの観点から誰にとっても住みやすい町づくりに必要な観点・要素を提示することを目的としています。国・政府の障害者対策の基本方針や計画あるいは国別の比較などを踏まえつつ、アンケート調査の結果に立脚し、利用者目線に立った考察を行っている点、また、これを広く町づくりに敷衍しようとする姿勢がこの論文を優れたものとしています。 

 

松本武雄賞とは

本学学生(グループでも申請可能)が応募した優秀な論文に対し、「横浜商科大学学術研究会」から贈られる賞です。受賞した論文は、学生論集に掲載されます。受賞者は、卒業式(4年生の場合)または入学式(13年生の場合)で表彰されるほか、賞に応じた副賞「金券」が贈られます。

問い合わせ先
学術・地域連携課
renkei-g@shodai.ac.jp
発信部署
横浜商科大学 学術・地域連携課
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