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2022年04月05日
横浜商科大学

令和4年度入学式 学長式辞

 国内にあっては、未だコロナ問題は収束していません。国外では、不毛にして悲惨なウクライナ戦争(ロシアのウクライナ侵攻)が継続しています。そのような状況下で諸君は、これから4年余りの大学生活を横浜商科大学で送ろうとしています。

 大学生活は、ある意味で社会から隔離されたキャンパスの中で、多くの時間を過ごします。キャンパスという小さなコミュニティー(community)の中で実社会では直接に知り得ない知識に触れることになります。知識は長い歴史の中で人類の叡智が紡ぎ出した意識の集積です。学ぶ場としてのキャンパスは狭小ですが、学ぶ知識は膨大です。この膨大な知識の中から、本学の教育理念に適った知識を体系化しなければなりません。それが学科毎に定められた『カリキュラム』です。

 横浜商科大学では、膨大な知識の中から『商学(商業学)』に関わる知識を体系化し、現状では三つの学科からなる商学部を設置しています。諸君はいずれかの学科に属して学習することになります。

 諸君は、諸君の意志で横浜商科大学に入学したのですから、新たな知的経験を積むことはいわば諸君の義務です。大学における知的経験とは、授業に出席し様々な知識を獲得することです。大学は、諸君にできるだけ正しい知識を提供します。それが大学のそして教員の重要な責務です。

 加えて、獲得した知識に基づき様々な事象について考えます。その意味で知識は諸君に「考える力」をもたらしてくれます。ただし、「考える力(思考力)」を深めるためには、常に正しい知識を獲得しなければなりません。思考力を高めると同時に正しい知識を識別する能力も身につけなければなりません。

 素晴らしい未来をつくるために、素晴らしい知識を獲得してください。

 あらためて、入学おめでとう。

 

令和4年4月4日

横浜商科大学 学長 清水 雅彦

問い合わせ先
横浜商科大学
〒230-8577
神奈川県横浜市鶴見区東寺尾4-11-1
電話045-571-3901(代)
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