<center>若者視点で元町をブランディングしよう!<br>横浜・元町の未来を拓く!学生たちが「プレイス・ブランディング」を提案</center> | 横浜商科大学
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2025年11月20日
横浜商科大学

若者視点で元町をブランディングしよう!
横浜・元町の未来を拓く!学生たちが「プレイス・ブランディング」を提案

本学のゼミナール2(観光・サービス)において、学生たちが横浜「元町」のプレイス・ブランディングに挑戦し、授業の中でアイデアの発表が行われましたので紹介します。

前回の講義:歴史と課題からアイデアを育む

学生たちは、元町のブランディングに取り組み始めるにあたり、前回(10月20日)の特別講義で、横浜開港資料館の羽毛田智幸氏をゲスト講師に迎えました 。羽毛田氏は、ペリー来航以降の横浜の歴史 、特に元町が外国人を相手に商売を行うまちとして栄えた歴史的背景を解説してくださいました。

その上で、元町商店街が抱える課題として「中華街に若い人が訪れるのに、元町に流れてこないのはなぜか」という問いが学生たちへ提供されました 。学生たちは、「老舗のレストランやファッションなどに着目し、若者に流行るブランディングを考えていきたい」 、「中華街から橋を越えて元町に来ない点に着目して、若者たちが『行きたくなる』こと(来たくなること)を考えたい」 、「元町のおちついた雰囲気を好む若者とのマッチングができるアイデアを考えてみたい」 など、若者の視点から活発な意見交換を行いました 。

前回(10月20日)の授業レポート https://www.shodai.ac.jp/news-topics/644/

多角的な切り口から6チームが提案

前回の課題提示と歴史の学習を踏まえ、学生たちは「元町の現状と課題」、「コンセプト」、「ターゲット」、「アイデア」という構成で、チームごとに7分から8分間のプレゼンテーションを行いました 。発表では、様々な切り口のアイデアが提案され 、目に見えるモノだけでなく、歴史や文化に着目したアイデア 、実現性やリスクを考慮した運営 、データに基づいたアイデア なども見られました。

参加した6チームの提案テーマと内容は以下の通りでした。

チーム1 「シブクアソベモトマチ(POPUP展開)」 元町の中にポップアップスペースを作って情報発信及び交流の場を作るという企画
チーム2 「アンティーク喫茶巡り」 元町にある純喫茶を回遊し、元町の魅力をアンティークという視点から発信するという企画
チーム3 「元町歩きフェス」 年に1度、1ヶ月間にわたって街歩き撮影イベントを開催し、参加者が写真を通じて元町の魅力を発信していくという企画
チーム4 「元町の商品×商品の組み合わせ商品券」 元町の雑貨やグルメなどを組み合わせた商品券を発行することで回遊消費を促進するという企画
チーム5 「元町ナイトマーケット」 夜の時間に着目し、夜店や空きスペースを開放し、夜経済の活性化と同時に次世代商人の発掘を図る企画
チーム6 「元最先端の町」 ユニークなコピーのもと、元町のレトロな魅力を現代にアップデートして発信していく企画

提案内容が高く評価され、賞品も授与

発表は6チームが競い合い 、評価されました 。上位3位まで賞品が授与され 、1位は喜久家洋菓子舗 元町本店のラムボールとウチキパンの食パン 、2位はラムボール 、3位は食パン という、元町ゆかりの品が贈られました。

学生たちは今回の取り組みを通じて、研究に必要なアカデミック・スキルを身に付け、3年次以降の研究活動(ゼミナール3以降)への継続発展性も考えていくことが求められています 。自ら知的好奇心を高め、主体的に学び、行動することが期待されています。

 
1位 チーム5 「元町ナイトマーケット」
2位 チーム1 「シブクアソベモトマチ(POPUP展開)」
3位 チーム4 「元町の商品×商品の組み合わせ商品券」

学生たちがアイデア提案し、発表にコメントしている様子

講評される3名の先生方

若林先生 長谷川先生 秋山先生
問い合わせ先
横浜商科大学 IR・情報メディア部 大学広報係
TEL:045-583-9058 / FAX:045-571-3913
Mail:pr_office@shodai.ac.jp
発信部署
横浜商科大学 IR・情報メディア部 大学広報係
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