地域社会の最前線で実践力を磨く!<br>NPOインターンシップの短期プログラムに参加した学生3名が修了 | 横浜商科大学
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2025年11月10日
横浜商科大学

地域社会の最前線で実践力を磨く!
NPOインターンシップの短期プログラムに参加した学生3名が修了

本学の佐々教授より、授業「NPOインターンシップ〔短期〕」の活動についての報告がありましたので紹介します。


本学が単位認定する「NPOインターンシップ〔短期〕」(2025カリキュラムからは「社会力実践D2」として2単位)のプログラムがこのほど終了し、10月25日(土)に明治学院大学・横浜キャンパスで、修了生と受入れ団体や参加大学の関係者約100名による成果報告会が開催されました。

写真提供:NPO法人アクションポート横浜 

授業プログラム概要: NPOインターンシップ短期(「社会力実践D2」)

本プログラムは、NPO法人アクションポート横浜が主宰し、県内の複数大学が連携して実施する「NPOインターンシップ」の短期体験コースを通して、NPOの事業や活動を実践的に学ぶプログラムです。



<プログラムの目的>

地域社会が抱える課題に関心を持つ学生を発掘し、NPOでの実践的な活動体験を通じて、地域を支える有為な人材を育成することを目的としています。


<プログラムの内容>

学生は10日間(80時間)にわたり、市内約25団体のNPO等で、実際の事業やプロジェクトに携わる体験をします。非営利組織のミッションや役割について実践的に学ぶとともに、多岐にわたる地域課題を現場において肌で感じる貴重な機会を得ます。研修生としてNPOスタッフとともに活動することで、社会人として求められる基礎的なスキルや倫理観を涵養します。

3名の学生が挑戦し、みごとに修了証を獲得

今年度は、難波正恵さん、田邉未咲さん、橋本朋佳さんの3名がこの短期プログラムに挑戦しました。3名は、子育て支援を行うNPO法人グリーンママ(田邉さんの活動先)をはじめとする多様なNPO団体に身を置き、現場で求められる役割を果たしながら熱心に団体の活動に取り組みました。
なお、3か月間(200時間)以上の活動に携わる長期プログラムもあり(「NPOインターンシップ〔長期〕」4単位。2025カリキュラムからは「社会力実践D1」)、これには現在、福田幹太さんが挑戦中です(研修先:NPO法人教育支援協会南関東)。

写真提供:NPO法人アクションポート横浜 

学生氏名 活動団体 活動の感想 インターンシップをとおして変わったこと
田邉 未咲さん NPO法人
グリーンママ
職員の方々の温かさや行動力を実感。保護者の方々とも気さくに交流でき、リラックスして見守り活動に取り組めた。 苦手意識があった子どもとの関わり方を徐々に習得。アルバイト先でも自分から話しかけられるようになり、子どもを抱っこすることにも余裕ができたなど、実践的なスキルと自信につながった。
難波 正恵さん 生活クラブ
生活協同組合
・神奈川
食材がすでに切られているなど、高齢者や料理が苦手な人でも簡単に調理できる「生活クラブ」の消費材へのこだわりを実感。無農薬野菜の栽培現場での体験から、食にかける情熱に感動した。 これまでは経済的な問題しか理解していなかったが、インターンシップを通じて食にまつわる様々な問題(牛乳の高温殺菌による風味の損失など)を知り、食への意識が大きく変化した。
橋本 朋佳さん さくらザウルス 子どもや子育てをする保護者のことを深く知る機会になった。子どもの年齢や個性に応じて遊び方を変える工夫が楽しかったこと、保護者の方々との他愛のない会話も貴重な交流だった。 異なる立場や背景を持つ人との接し方、特に利用者という地域住民の方々との関わり方を学んだ。地域活性化は環境保護だけでなく、人との関わりが重要であることを実感し、子育てへの理解も深まり自身の経験を広げることができた。


活動体験を無事に終えた学生たちは、成果報告会においても、インターンシップで得た貴重な学びや、社会課題に対する新たな視点について、来場者に対し堂々と発表を行いました。 その努力が実を結び、この3名は全員みごとに修了証を授与されました。 本学は今後も、このような実践的な学びの機会を通じて、地域社会に貢献できる人材の育成に力を入れてまいります。

問い合わせ先
横浜商科大学 商学科
佐々 徹 教授(教員紹介へリンク
発信部署
横浜商科大学 IR・情報メディア部 大学広報係
TEL:045-583-9058 / FAX:045-571-3913
Mail:pr_office@shodai.ac.jp
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