概 要ABOUT
本事業について
- 「観光フロンティアとしてのインバウンド・マイスビジネス人材育成」事業は、
平成27年度文部科学省による「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業に対して横浜商科大学が提案し、
受託・展開しています。
本事業は、平成25年度の「地域産業活性化のための着地型観光プレーヤー人材育成」事業を端緒とするものであり、 翌26年度の「地域産業活性化のためのインバウンド観光人材育成」事業を経て、これらから得られた成果を継承しています。
今年度は、過去2か年にわたる取組の成果を基に、新たな観光ビジネス領域として注目を集めているインバウンド観光とマイス(*)ビジネスの分野を「観光フロンティア」と位置づけ、 その先端を担い得る人材の育成に向けた教材等を開発しました。
(*)マイス:マイスとは、国際会議(Meeting)、企業などの行う報奨・研修旅行:インセンティブ旅行(Incentive Travel)、 国際機関・団体、学会などが行う国際会議(Convention)、展示会・見本市・イベント(Exhibition/Event)の頭文字を取ったMICEのことであり、 多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称
本事業に対する社会的ニーズ
近年、日本においてインバウンド観光や
マイスビジネスに対する関心が非常に高まっています。
これらの分野は今後の成長を期待されており、
その成長を担っていける人材の育成が社会的に強く求められています。
具体的には以下のとおりです。
- ■インバウンド観光における社会的ニーズ
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- ・2020年の東京オリピック・パラリンピック開催に向けて、 インバウンド観光の拡大を見据えたさまざまな観光ビジネスに対応できる人材の育成が必要となっている。
- ・日本が再び経済成長を遂げ、世界の観光先進国に肩を並べるためには、インバウンド対応型の観光人材の育成が不可欠となっている。
- ・急増するインバウンド観光に対応できる知識とスキルの修得は、観光業界で従事する人材および観光教育を受けている大学生等にとり、 今後の就職やキャリア形成上、重要なものとなっている。
- ■マイスビジネスにおける社会的ニーズ
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- ・マイスには、ビジネス・イノベーションの機会の創造、地域への経済効果、国・都市の競争力向上などの効果がある。
- ・横浜市や札幌市をはじめ、グローバル化に対応するために、マイスを中核とする成長戦略を描く動きがあり、 マイスビジネスを支える人材の育成が急務となっている。
本事業の目的
成長が期待される観光ビジネスの先端分野、
「観光フロンティア」で活躍できる人材の養成を目的としています。
育成すべき人材像
- 1.観光ビジネスに関する先端的な知識やスキルを大学生として身につけ、もしくは社会人として学び直し、 観光フロンティアで活躍できる人材
- 2.インバウンド観光やマイスビジネス等、観光フロンティアを学ぶことで新たなビジネスを創造し、 都市や地域の競争力を高めることに貢献できる人材
本事業への参加・協力機関
- ●教育機関
- 横浜商科大学(代表機関)
- 長崎国際大学/北海商科大学/東京観光専門学校
- ●産業界
- 近畿日本ツーリスト株式会社/株式会社プリンスホテル/株式会社JTB総合研究所/株式会社ジャパンインバウンドソリューションズ/ 一般財団法人日本ホテル教育センター/一般社団法人日本インバウンド教育協会
- ●公的機関
- 日本政府観光局(JNTO)/公益財団法人横浜観光コンベンションビューロー/公益財団法人札幌国際プラザ/ 全国高等学校観光教育研究協議会
〔順不同〕