ビジネス課題版大規模PBL「鶴見課題チャレンジ」最終発表会を開催
横浜商科大学では、2年生の後期必修科目「社会力基礎演習4」において、横浜市鶴見区内の企業8社にご協力をいただき、企業が抱える課題の解決に学生が取り組む学習として、「鶴見課題チャレンジ」を実施してきました。
これは前期に同市鶴見区との包括連携協定に基づき区の提示した行政課題に取り組んだ「鶴見まちづくり政策コンペ」を実施しましたが、それのビジネス課題版PBL(Problem Based Learning)となります。
同様に9クラス70チームに別れ与えられたビジネス課題の解決に向け、調査・研究を実施、今回は神奈川県産業労働局産業振興の起業家創出促進事業のご支援と、監査法人トーマツの公認会計士の方々のご協力により、全チームの学生が中間段階で自分たちのアイデアについてのアドバイスを受けながら、クラス内で課題解決案を発表を行い、その成果発表として各クラスを勝ち抜いた代表グループが、1月21日(土)に神奈川県、横浜市鶴見区、区内企業、NPO法人から審査員をお招きし最終のプレゼンテーションを行いました。
その結果、日本郵政株式会社鶴見郵便局から提示された課題「区政90周年のタイムカプセルのイベント」について小宮山哲也さん、伊藤佑太さん、尾崎彪さんのグループによる提案「愛のタイムカプセル」が最優秀賞に選ばれ、小林学長より表彰されました。
(最優秀賞受賞グループ写真右3名)
(上写真、発表者全員と審査員、各課題提示企業の皆様)
●参考:鶴見区内各社より提示された課題について●
1.鶴見区内を回る「観光タクシー」事業を始めたい(東宝タクシー株式会社)
2.住宅地に囲まれた工場なので、地域と交流を深めたい(東邦酸素工業株式会社)
3.店舗の外観や売り場を魅力的にデザインしたい(合名会社宮田家具店)
4.区制 90 周年のタイムカプセル・イベントの実施(日本郵政株式会社鶴見郵便局)
5.銭湯に若者の利用者を増やしたい(有限会社清水湯)
6.「かかりつけ薬剤師」の指名を増やしたい(薬樹株式会社)
7.ローカルメディアとして新しいビジネスモデルを探りたい(株式会社タウンニュース社)
http://www.townnews.co.jp/0116/2017/01/26/367260.html
(タウンニュース鶴見区版2017年1月26日号より:(株)タウンニュース社)
8.「地震に強い家」の重要性を地域社会に伝えたい(ナイス株式会社)
なお、今回の最優秀賞グループのほか、優秀賞(二組)に選ばれた三グループは、2017年2月17日に開催される、第2回神奈川県起業家創出交流イベント『未来の起業家たちのビジネスプランコンテスト』への出場権を得て、本学を含む神奈川県内4大学から勝ち抜いてきた学生グループとビジネスプランのアイデアを競い合います。
以上
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