横浜商科大学では、産学連携事業の一環として、山梨県北杜市において農業実習(田植え)を行います。
1.趣旨と目的
本学では、地域との連携による産官学共同体制を進めており、高等教育機関が持つ知的資産を地域社会に還元することで、地域の振興を促すことを重視しています。また、実学を重んじる校風から、学生諸君が進んで地域社会の中に入り込み、地域の人々と共に考え行動することで、大学で学んだ知識を実社会で発揮できるよう教育を行っています。 ここでは、山梨県北杜市と合同で「食育と地域振興」をテーマに、学生諸君が実際に農業体験(田植え)を行い、稲の生育と管理を通して、地域社会の基盤となっている農業について、生活と経済振興の側面から諸問題を考えます。田植えをした稲は、地元農協等の協力の下で、刈り入れまで管理し、収穫した米は「商大米」として販売したい考えです。一方、農作業を通して、その原価管理や労働管理に関するデータもいただき、学生諸君が農産物の価格決定と、農家の利益確保に関し学ぶことも行います。 こうした活動を通して、地域の主力生産物が地域経済にもたらす影響等を理解し、また農村社会を体験することで、地域を地元住民の視点から理解することをめざしていきます。 これらの実活動は、iPhoneによるライブ放送、twitterによる報告のほか、稲の成長記録や農作業風景等は、写真等によって管理し産学連携事業の中で蓄積していきます。
2.実施内容
山梨県北杜市の協力による農業体験(田植え) 農村交流(もちつき、会食、宿泊等) 農産物の説明を受け、その機能性について健康の面から学ぶこと iPhoneによる会場のライブ映像の送信とtwitterによる報告。
3.日時
平成22年6月5日(土)、6日(日) 11:00-18:00 山梨県北杜市白州周辺
|
|