地域産業研究所

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横浜商科大学の地域産業研究所です。

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今年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で、鶴見区工業会所属企業を紹介する記事を商科大で担当することになりました。


取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽康夫地域産業研究所研究員、商学科2年の松下さん、3年の林さんです。

3社目として、横浜塗装工業株式会社に伺いました。
横浜塗装工業は、1911(明治44)年創業の、集合住宅等の建築塗装、プラント等の重防食塗装、ビル・マンションの大規模修繕工事などを手掛ける企業です。特殊な技術力を要求される工事も請け負うそうで、福島原子力発電所の塗装なども担当されたそうです。

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(お話を伺った5代目の立澤明社長)

<100年以上を誇る歴史について>
100年以上続けてこられた秘訣についてお伺いしたところ、会社が大変な時期でも、お客様、協力会社、社員を大事にして信頼関係を築き、「会社を大きくすることを目的とせず、より良い会社にし、守り続けていくこと」を目標としてきた結果だとのことでした。
お客様に対しては、誠実に「いい仕事」を提供してきたことが、結果的に「次の仕事」につながっているそうです。
協力会社に対しては、コストよりも「信頼関係」を重視し、長くいい関係を保っているそうです。
また、社員に対しては、「社員はビジネスのパートナー」と考え、会社が苦しい時期でも給与や残業代は削減せず、成果を出した社員にはその分報いるようにしているそうです。さらに定年は65歳まで延長し、土日は休日にして家族との時間を持てるようにするなどの配慮をしたところ、社員の心のゆとりにつながり、よりよい仕事につながっているのだそうです。

<近年のコスト重視の風潮について>
どの企業も「コストカット」を一番に重要視するようになり、高い技術力が要求される塗装よりも「安ければいい」といった風潮になっていることに大変苦労されているそうです。
ある程度余裕がある仕事でなければ「高い技術力の継承」が難しいのだそうですが、そのような中でも社員間で切磋琢磨し、技術を継承しながらも革新していくようにしているそうです。

<事業の継承について>
今後の事業の継承についてお伺いしたところ、最近息子さんが自ら希望して入社し、修行をされているのだそうです。
親としては大変うれしかったのだそうですが、「6代目になれるかどうかは本人の努力次第」と周りにも伝え、成長を促しているそうです。
企業が長く事業を続けていくには、やはり中心となる社長がしっかりしていることが大事だと考えているそうです。

<地域との関わりについて>
横浜塗装工業は、もともと北海道室蘭市において創業されたそうですが、浅野造船の溶鉱炉新設工事を機に鶴見に移転してきたのだそうです。
その後、地元企業や諸官庁の塗装工事などを行いながら地域とともに発展してきたことから、地域への貢献を重視し、清掃活動や公園の遊具を無償で塗装するなどの活動を行っているそうです。

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(立澤社長と商科大学生記者)

<取材後の感想>
★学生記者松下さん
お客様、協力会社、社員をそれぞれ大事にすることが、いい仕事を提供することにつながり、さらに次の仕事へつながっていく、というサイクルになって、企業が長く続く要因になっていることがわかりました。

★学生記者林さん
「社員はビジネスのパートナー」という考えのもと、社員をとても大事にされていることがお話から感じられました。「大きな会社よりも良い会社にしたい」「技術を継承しながら革新していく」という社長の言葉に大変感銘を受けました。


※取材をまとめた記事は「鶴見区工業会会報」10月号に掲載予定です。

【横浜塗装工業株式会社HP】http://www.yokohamatoso.co.jp/
【鶴見区工業会HP】http://tsurumiku-kougyo.sakura.ne.jp/

今年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で、鶴見区工業会所属企業を紹介する記事を商科大で担当することになりました。


取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽康夫地域産業研究所研究員、商学科2年の松下さん、3年の林さんです。

2社目として、株式会社京三製作所に伺いました。

京三製作所は、1917(大正6)年創立の、信号保安システムのトップメーカーです。
列車運行管理システムやATC・ATS装置、LED式交通信号灯器、産業機器用電源システムなどが主な製品で近年は鉄道の駅ホームに設置する「ホームドア」などにも事業領域を拡大しています。

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(お話をしてくださった京三製作所の玉木様、齋藤様)


<100年近い歴史について>
100年近く続けてこられた秘訣についてお伺いしたところ、製品の性質上、「納品したら終わり」ではなく、お客様と10年、20年と長いスパンでお付き合いが続くことから、じっくりとお客様と向き合い、要望に応えながら、ともに成長してきた結果だとのことでした。

<日本初、世界初の製品が多いことについて>
古くは「電気式鉄道信号装置」や、1980年代の「中距離輸送新交通システム用信号保安設備(無人運転式)」、最近では駅ホームの「可動式ステップ」など、日本初、世界初の製品を生み出していることについて伺ったところ、長くお客様とおつきあいする中で、要望に合わせてカスタマイズし、さらに新しいチャレンジをしてアイデアを形にしてきたことが、新技術につながっているということでした。

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(京三製作所の歴史、製品について説明していただきました)


<駅のホームドア、可動式ステップについて>
駅のホームから誤って転落してしまう事故を防ぐために導入が進んでいるのが「ホームドア」。京三製作所では、もともと電車の「ワンマン運転」に対応する運行システムとセットでホームドアの開発を進めていたそうですが、近年は安全性を高めるためにホームドアを単独で設置することが多いそうです。
京三製作所がホームドアを設置した路線では、人身事故がほぼゼロになったところもあります。
また、駅のホームと電車との間にステップを出す「可動式ステップ」は、京三製作所が開発した世界初の製品で、駅の安全性をより高めているのだそうです。

<企業理念 KYOSAN New Vision-100について>
企業理念についてお伺いしたところ、創業以来「信号」を主に取り扱ってきたことから、何よりも「安全」を重視すること、そのためには誠実に仕事をし、「信頼」を得ていかなければならないとのことでした。

~われわれは、高い志と豊かなビジョンの下で、人と地球を大事にしながら社会の「安全性」ならびに「快適性」の向上に寄与するとともに「先進の技術」と「高い品質」を通じて安全と安心を創造し、進化させ、お客様の満足と信頼を揺るぎないものとして着実に成長する企業を目ざします。~ 
                   ・・・・・・信頼度ナンバーワン 京三製作所

これまでと同様、安全と信頼を軸に、さらに次の100年を目指していく決意が示されています。

<地域との関わりについて>
もともと東京神田で創業し、その後鶴見区の現在の場所が埋め立てられたことから移転してきたのだそうです。当時は周りは何もなかったのが、今ではすっかりマンションなどの住宅も増え、にぎやかになったそうです。
周りに住民も増えたことから、工場は環境に配慮したものとし(緑化や太陽光発電等)、清掃活動に参加するなど、地域との関係も大切にされているそうです。

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(お話を伺った京三製作所のお二人と商科大学生記者)


<取材後の感想>
★学生記者松下さん
鉄道の信号保安システムや道路の信号など、なくてはならないものだけれど普段は意識しない製品が多く、まさに「縁の下の力持ち」だと感じました。会社名が表に出てこなくても、社会の重要な部分を担っている会社があるということがわかりました。

★学生記者林さん
過密ダイヤでも電車がぶつからずに運行できるのは、運行システムを担う会社があってこそなのだとわかりました。「安全と信頼」を重視しているというお話が印象に残りました。


※取材をまとめた記事は「鶴見区工業会会報」10月号に掲載予定です。

【株式会社京三製作所HP】http://www.kyosan.co.jp/
【鶴見区工業会HP】http://tsurumiku-kougyo.sakura.ne.jp/

今年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で、鶴見区工業会所属企業を紹介する記事を商科大で担当することになりました。


取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽康夫地域産業研究所研究員、商学科2年の松下さん、3年の林さんです。

1社目として、森永製菓株式会社鶴見工場に伺いました。

森永製菓は、1899(明治32)年に創業者森永太一郎氏が「日本の人々に栄養価のあるおいしい西洋菓子を届けたい」という夢を抱いて創業しました。
鶴見工場は1925(大正15)年に創設され、ロングヒット商品となっている「ダース」「小枝」「ハイチュウ」などを生産しています。

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(お話をしてくださった鶴見工場の山﨑工場長(取材当時)、石田様、宮澤様)

<地域貢献の一環としての「納涼祭」>
鶴見区との関わりについて伺ったところ、毎年7月に鶴見工場の敷地内で開催される「納涼祭」をご紹介いただきました。
納涼祭は、もともとは社員の慰安行事として始まったそうですが、徐々に地域の方々にも参加していただくようになり、今ではすっかり地域に定着。毎年楽しみにしている地元の方もたくさんいらっしゃるそうです。
今年は3,825人の来場者があり、フランクフルトや焼きそば、スーパーボール釣り、地元企業のビールなど、様々な屋台を楽しんでいただいたそうです。
特に自社製品の焼チョコレート菓子「ベイク」のつかみ取りは小さなお子様たちに大変人気だったそうです。
今後も地域貢献の一環として納涼祭を続けていかれるそうです。

熱いハートで焼くフランク!2.jpg(納涼祭の様子)

<企業理念の浸透について>
社員教育についても伺いました。
森永製菓では、採用段階から企業のビジョン、ミッションを丁寧に説明するとともに、内定者の方には、入社前に企業の歴史や創業者の思いが綴られた「パイオニアの歩み」を読んでもらうのだそうです。
この「パイオニアの歩み」には、森永製菓で働いていく上で大変重要なことがまとめられています。

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中でも
「社会に対する貢献により企業は利益を得られる。そして利益は企業存続繁栄のためにもっとも重要なものである」から始まり
「一人一人の力は小さくても千人の和は大きい」で終わる
「森永人十則」は大変すばらしいものでした。

新人のときだけでなく、常に社員の傍らにあり、読まれているのだそうです。


<省エネの取り組みについて>
東日本大震災以降力を入れているという省エネの取り組みについて、生産管理グループの近藤様、小坂様に伺いました。

光熱水道費削減目標値を30%と高く掲げ、照明、空調機等は運用改善(設定値変更など)の実施と、ポンプ、ファンについては設備の容量と運転時間を洗い出し、インバータを設置することで電力量の削減を実施しました。
このような措置の結果、8月末で24%まで達成したそうです。
中でも苦労しているのは従業員の意識付けで、工場内のグループごとに会合を毎月実施し、一人一人が省エネを意識しながら仕事をするよう意識改革をされているそうです。


最後に工場内をご案内いただきましたが、工場見学の方がたくさんいらっしゃいました。工場見学はいつでも大変な人気だそうです。
あの「ハイチュウ」すべての味はこの鶴見工場で作られていることなど、興味深いお話もたくさんお聞きすることができました。

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(お話を伺った鶴見工場の皆様と商科大学生記者)

<取材後の感想>
★学生記者松下さん
「納涼祭というイベントを開催して、社員も楽しみながら地域貢献しているのはすばらしいことだと思いました。長年「パイオニアの歩み」を読み継いで企業の理念を社員に浸透させているところに感心しました。」

★学生記者林さん
「食品を扱う工場ということで、お話を伺った皆さんもユニフォームを着ていらしたり、工場内も清潔感がありました。納涼祭は誰でも参加できるというところや、地元の企業と協力し合って開催しているところがすばらしいと思いました。」

※取材をまとめた記事は「鶴見区工業会会報」10月号に掲載予定です。

【森永製菓株式会社HP】http://www.morinaga.co.jp/
【鶴見区工業会HP】http://tsurumiku-kougyo.sakura.ne.jp/

7月27日(月)に開催された本学と鶴見区との第1回包括連携協定協議会について、ご報告します。

 

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【開催日時】

平成27年7月27日(月)16時15分~17時15分

 

【参加者】

・鶴見区(征矢区長、平野副区長をはじめとした鶴見区関係者11名)

・本学(大村理事長、小林学長をはじめとした本事業関係者14名)

 

【協議事項】

・鶴見区、本学の概要紹介

  初めての協議会開催のため、お互いの概要を紹介。

 

・これまでの連携実績について

  <観光関連事業>

   宍戸ゼミの学生が中心となり、鶴見区のウォーキングイベント企画

   への参加、鶴見区プロモーション企画への参加などの活動を行って

   いる。

 

  <キャリア関連事業>

   鶴見区工業会のメーカーなどの企業で「1日職場体験」を予定。

   鶴見区工業会広報誌企画に本学学生が参加予定。

 

  <学生ボランティア関連事業>

   小学校の宿泊学習補助に学生ボランティアを派遣。

   今後も継続して学生ボランティアを派遣予定。

 

  <終活・エンディングノート関連事業>

   本学地域産業研究所が取り組んでいる「終活・エンディングノート」

   について、鶴見区と連携して事業を行えないか協議中。

 

・ 今後の連携について

  防災への協力、選挙権年齢が18歳に引き下げられることに伴った

  若年層への選挙啓発活動への協力、小中学校でのスポーツ指導

  への協力など、様々なアイディアが出された。

 

以上

 

第2回協議会は来年2月を予定しております。

本日、本学と鶴見区との包括連携協定協議会を開催しました(平成27年度第1回)。

 

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今年3月に包括連携協定を締結した後、初めての協議会開催になります。

征矢雅和区長、平野仁副区長をはじめとした鶴見区のご関係者の皆様に本学にお越しいただき、

これまでの連携のまとめと、今後の展望について協議しました。

 

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 主に、観光関連事業、キャリア関連事業、学生ボランティア関連事業、終活・エンディングノート関連事業で連携が進んでいます。

 

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現在進んでいる事業以外に、どのような連携が可能か、様々なアイディアが出されました。

今後協議しながら進めていくことになりました。

 

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5年先、10年先も見据えた連携を進めていくことが本学の小林学長から提案され、第1回協議会を終了しました。

 

※第1回協議会の詳細は、後程改めてご報告いたします。

 

 

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