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TSURUCHARM取材記事(11)「CIAL鶴見」

2017年10月03日 12:35

2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。

今年、鶴見区が区制90周年を迎えるにあたり、これまで商科大学で担当してきた22社と、鶴見区らしい企業、事業所等41箇所の取材記事を新たに加えてまとめ、『TSURUCHARM~私が見た鶴見★しごと~』として冊子を発行することとなりました。

本ブログでは、冊子のなかで紹介できなかった内容について広くご紹介致します!
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今回は、鶴見区鶴見中央にあるCIA鶴見に伺いました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽地域産業研究所研究員、学生スタッフ加納(観光マネジメント学科2年)です。

【CIAL鶴見の概要】
 今年11月で開店から5周年を迎えるCIAL鶴見は、2012(平成24)年にJR鶴見駅に直結する地上6階、地下1階のショッピングセンターです。JR東日本グループの(株)横浜ステーシヨンビルによって管理・運営されている施設の内、一番大きい施設だそうです。生鮮食品からファッション、生活雑貨、レストランなど含め72店舗が出店、駅ビルには珍しい禅カフェ「坐(ざ)月(げつ)一葉(かずは)」や「枯山水」がある屋上庭園もあり、心身ともに癒される場所として地域の住民に親しまれています。

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(CIAL鶴見の外観)    

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(フロア各所に取り入れた和文化)  

【地域住民の暮らしに寄り添う】
近隣の横浜駅や川崎駅のファッションビルや大型ショッピングモールと異なり、CIAL鶴見は地域生活に密着し日々の暮らしに欠かせない生鮮食品などの食料品に特に力を入れています。1階は、江戸時代鶴見区生麦に海産物を将軍や領主に献上する御菜(おさい)浦(うら)と呼ばれる場所があったことから、その御菜浦と同様に、数多くの品揃えのある賑やかな食品市場を目指し、御菜(おさい) 市場(いちば)と名付けられています。

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(毎日行列で並ぶ1階の御菜市場の様子)

1階ビル前の特設コーナーに並ぶ格安の野菜と果物は主婦に大人気で、あっという間に完売するそうです。

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(ビル前に並ぶ大人気の低価格御菜、「九州屋」さん)

また、JR鶴見駅の改札口から直結する2階には、スーパーマーケットをはじめ、惣菜やスイーツなどのお店が出店し、仕事帰りのお客様が利用しやすい工夫が凝らされています。

3階は女性のファッションをメインとした店舗が多く、4階は生活雑貨や眼鏡屋さん、リラクゼーション、洋服をはじめバッグや靴までお直しするお店など年代問わず利用できる店舗が揃っています。

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(4階フロアに年代問わず利用できる店舗が揃っています。
上:10分から利用できるリラクゼーションスポット、リラクゼ鶴見店
下:あったら便利なお店・お直しコンシェルジュビック・ママ)

【駅ビルから発信する禅文化】
CIAL鶴見が、他の施設との差別化を図るために考案したのは、近隣にある曹洞宗の大本山である總持寺の協力を得て、「禅文化」を駅ビルから発信していくというユニークな案でした。その案をもとに總持寺で修行経験のある徳雄山建功寺の住職兼庭園デザイナーの枡野俊明氏に「禅文化」を取り入れた施設のプロデュースを依頼し実現しました。

5階の禅カフェ「坐(ざ)月(げつ)一葉(かずは)」は本格的な茶室を再現するため、京都から畳と彰子を仕入れ、迎賓館などを修繕した宮大工により施工されたそうです。巨大な天然石の炉で点てたお茶や、定期に開催する禅文化の催しものは大変人気があるそうです。

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(禅カフェ「坐(ざ)月(げつ)一葉(かずは)」前に置かれた巨大な石の炉)

5階には、禅カフェ「坐(ざ)月(げつ)一葉(かずは)」以外に、書店や健康食品、美容室、クリニックなどの店舗が出店しています。また、6階は、和中洋のレストラン7軒と保育園があります。
屋上の庭園「清風苑」や枯山水「坐月堂」は、お子様からお年寄りまで幅広くくつろぐ場として利用されています。また、夏にはバーベキューの会場として大変賑わっているそうです。

CIALブログ_7.JPG(屋上の庭園風景)

【地域とのつながり】
CIAL鶴見は、「心通いあうくつろぎの我が家」を目指しています。このため、地元住民に楽しんでもらうための様々なイベントを開催し、その企画から運営まで全て自社の社員が行っているそうです。
今年の5月20日に開催した第6回目となる「フラフェスタ」は19チームが参加、約300人が来場して大変賑わったそうです。そのほかに「月見会」や「お花見会」、「禅文化フォーラム」も地元の方に大変人気だそうです。

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(取材の受けてくださった田中副店長)

【CIAL鶴見を取材してみて】
CIAL鶴見の施設を見学させていただき、和の雰囲気が漂い安らぎを感じました。改めて日本文化の素晴らしさを実感させられた瞬間でした。また、禅文化を取り入れるためにすべて本物を取り入れたことにも驚きました。

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吉岡店長と学生記者(シァル鶴見屋上枯山水にて)

★CIAL鶴見
http://www.cial.co.jp/tsurumi/


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