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TSURUCHARM取材記事(3)「すてきナイスグループ株式会社」

2017年09月27日 14:08

2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。

今年、鶴見区が区制90周年を迎えるにあたり、これまで商科大学で担当してきた22社と、鶴見区らしい企業、事業所等41箇所の取材記事を新たに加えてまとめ、『TSURUCHARM~私が見た鶴見★しごと~』として冊子を発行することとなりました。

本ブログでは、冊子のなかで紹介できなかった内容について広くご紹介致します!
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今回は、鶴見区鶴見中央にあるすてきナイスグループ株式会社に伺いました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽地域産業研究所研究員、学生スタッフ長塚(商学科3年)です。

【すてきナイスグループ株式会社、どんなところ?】
すてきナイスグループ株式会社は、江戸時代から続く材木商をルーツとし、1950(昭和23)年に市売木材株式会社を創業。建築用木材を公正価格で大量取引することができる、「競(せ)り」による木材製品市場を関東に初めて導入しました。2007(平成19)年に持株会社に移行し現在の社名となりました。

現在グループでは、木材や建築資材の流通・加工・販売等を行う建築資材事業と、一戸建住宅・マンション等の供給・管理・仲介等を行う住宅事業を中心に、住宅や建築物の施工やケーブルテレビ事業、ITソリューション事業などを手掛ける総合住生活産業として「環境」「健康」「耐震」をテーマに積極的な取り組みを行っています。

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(取材の様子、写真右は、同社広報マネージャーの宮川敦氏)

【住まいは命を守るもの】
「住まいは命を守るもの」という強い思いから、グループが供給する一戸建住宅「パワーホーム」は、国内最高レベルの耐震性能を確保しています。マンションは地震の揺れを軽減する免震構造を標準仕様としており、首都圏及び仙台市では免震マンションの供給棟数ナンバーワンを誇ります。

全国の住宅耐震化率100%を目指し、福岡、仙台など全国5か所で住まいの耐震化に関する最新情報を発信する展示会「住まいの耐震博覧会」を主催しています。更に、戸建住宅における消費エネルギーと太陽光発電による創エネルギーの収支をゼロにする「ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)」の促進や低炭素社会実現に貢献する環境対応型住宅「LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)」住宅にも取り組んでいます。

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(住宅の耐震化の重要性を学べる)

【最近のトピックス】
2015(平成27)年10月に、「健康と環境に優しい家づくり」の学びと体験ができるナイスグループ・横浜市・慶應義塾大学の産官学連携による日本初の施設「スマートウェルネス体感パビリオン」を鶴見区内にオープンしました。

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東日本大震災で自らも被災した同社は、応急仮設住宅など被災地の復旧・復興に向けた取組も多く手掛けています。最近では、再建した同社の仙台物流センター事務所棟について、復興のシンボルとなるよう、木材の新素材として注目が集まるCLT(直交集成板)造と鉄筋コンクリート造の日本初の平面混構造を採用しました。

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(仙台物流センター事務所棟内観、CLTを用いた木質感あふれる空間)

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(新築した仙台物流センター事務所棟外観)

また、世界的建築家隈研吾氏の設計による「さんさん商店街」(宮城県南三陸町)の移転新築工事で、資材の供給や構造躯体の加工、施工を担いました。

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(「さんさん商店街」)

【地域への貢献活動の一例】
すてきナイスグループは、地域への貢献活動も積極的に行っています。例えば、地域のボランティアの方々と協働で、鶴見駅東口中央通りに植えられている花の植え替えや水やり、国道15号線をくぐる地下道の清掃などを交代制で週1回行っています。また、本社ビルからJR「鶴見」駅東口までの通り「ナイスロード」の清掃活動を毎朝行っています。このように地域の環境景観にも貢献した活動が横浜市に評価され、横浜市道路局の道路の里親制度である「ハマロード・サポーター」に認定されました。

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(横浜市「ハマロード・サポーター」に認定されたナイスグループ)

【情報誌「ナイスビジネスレポート」を定期発行】
ナイス株式会社は、業界専門情報誌「ナイスビジネスレポート」を毎月2回発行しています。主に取引先や業界関係団体、教育機関、行政機関などを対象に、住宅や木材、建築等に関する法律や行政動向などの最新情報、住宅関連業界のトレンド、ビジネスに役立つ情報など幅広い情報を提供しているそうです。カラー仕様で、写真や図表などがもたくさん使われているので、とても分かりやすく、読みやすくなっています。

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(情報誌「ナイスビジネスレポート」)

【平田会長が大切にされていること】
代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)平田恒一郎氏の経営哲学の根幹にあるのは「会社は自分と自分の仲間の集合体」という考え方です。ナイスグループにとって社員は財産であり、社員がすべてなのです。社員にとって働きがい・生きがいのある、風通しの良い会社経営を目指しているそうです。その取組の一つとして、営業部門を3人体制のチーム編成とし、チーム内での情報共有を促進すると共に、リーダー、メンバーの責任を明確化しています。若手社員の意欲も刺激され、社員同士の仲間意識や信頼関係が増すなど、さらに管理職育成にも繋がりました。
また、孔子が説いた言葉で、「信頼関係が最も大切である」という意味を表す「無信不立(信なくば立たず)」を心構えとしているそうです。

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(鶴見本社の入口ロビーの壁にかけてある孔子が説いた言葉「無信不立」)

住宅産業は「素適な住まいをありがとう」とお客様のほうから感謝していただける素晴らしい仕事であり、だからこそ、お客様の安全・安心・健康を実現する住まいをご提供することはもちろん、更に「住まいの本質」について真心を込めて追求し続けなければなりません。平田会長は、グループが供給する一戸建住宅「パワーホーム」や免震マンションが、「住まわれる方の豊かな人生や、幸せな家庭を築いていくことの助けになれば。」とおっしゃっていました。

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(取材を受けたくださった平田恒一郎会長)

【取材を終えて】
社員一人一人の長所が尊重され、また、チームで助け合うことで会社に貢献できる経営体制に魅力を感じ、とても働きやすい会社だと思いました。また、お客様を喜ばせることを第一に考え、仲間への感謝の気持ちを大切する社長の姿勢が素晴らしいと感じました。

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(平田恒一郎会長と商科大記者長塚)

★すてきナイスグループ株式会社
http://www.suteki-nice.jp/

★ナイス株式会社
http://www.nice.co.jp/

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