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鶴見区工業会取材⑥「株式会社京南」

2017年08月24日 11:03

2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力しています。その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大の学生記者が担当しています。
今回は、京急鶴見市場駅からほど近い、ゴム通り沿いにある株式会社京南に伺いました。取材を担当するのは、高羽地域産業研究所研究員、学生スタッフ笠間(商学科2年)です。この記事は笠間が執筆を担当しました。

【株式会社京南の沿革について】

株式会社京南は、1956(昭和31)年に塗装請負業として鶴見区矢向で創業しました。それ以来、塗装を中心としたリニューアル工事の施工管理を行っています。1988(昭和63)年に東京都大田区に東京営業所を開設、2006(平成18)年に本社を現在の鶴見区平安町に移転しました。主に手掛けているのは橋梁や石油化学プラント、集合住宅等の塗装や、改修工事、防水工事等で、最近では、マンション、ビル、物流倉庫をリニューアルする工事に携わったそうです。

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(お話を伺った千葉代表取締役)

【真摯に塗装に取り組む】

株式会社京南で心がけているのは、丁寧に、真摯に仕事に取り組むこと。工事に取りかかる前は様々な角度から検証を行い、顧客のニーズにあった提案をします。工事を確かな技術で行うのはもちろんのこと、工事中にも様々な工夫と提案を行っています。工事後も、2年、5年の自主点検を実施し、アフターフォローを丁寧に行っています。最近は工程を省いて価格を安くする業者もいますが、そういった塗装は長持ちしないため、次の工事までの期間が短くなります。株式会社京南では、結局は塗装が長持ちする方がコストダウンにつながり顧客の利益になることから、工程を省かず丁寧な仕事を心がけているそうです。

安全打合せ会議.JPG
(安全打ち合わせ会議の様子)

作業用仮設足場.JPG
(作業用の足場)

水管僑施工完了.JPG
(完成した水道僑)

共同住宅施工完了.JPG
(完成した共同住宅)

【安定経営の秘訣】

株式会社京南は、これまで赤字を出したことがなく、無借金経営を続けています。安定した経営の秘訣について千葉社長に伺ったところ、受注した仕事や取引先の大小に関わらず一件一件の仕事に真摯に取り組んできた結果だとおっしゃっていました。少数の大口顧客に絞らず、多数の顧客から受注し、真摯な仕事で信頼を得てきたことが、好不況の波に影響されなかった要因だそうです。

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(取材の様子)

【会社が最も大切にしているのは「人」】

会社として最も大切にしているのは「人」だそうです。必要な資格は会社負担で取得させるなど、社員を大事に育てています。
また、取材の中で千葉社長が、「若い時に一生懸命やった方がいい。努力をした方がいい。その結果は、歳を重ねたときに出てくる。いい老後を送っている人はやはり若い頃必死に仕事をしていた。」とおっしゃっていたのが大変印象的でした。一生懸命営業をし、真摯に仕事をする、ということを愚直に繰り返してきたという千葉社長の姿勢が、その言葉に重なりました。

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(事務所の様子)

【取材を終えて】

今まで塗装に注目することは少なかったのですが、今回取材した株式会社京南のような塗装会社が丁寧な仕事をされているからこそ、私たちの身の回りにある建物が美しく保たれているのだと実感しました。今後、建物や工場などを見る際には今回の取材で千葉社長がおっしゃっていた事を思い出しながら、塗装にも注目したいと思います!

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(取材の後、商科大学生記者、千葉代表取締役、総務担当荒川様)

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