地域産業研究所

PROFILE

地域産業研究所
地域産業研究所
横浜商科大学の地域産業研究所です。

LINK

鶴見区工業会1月号取材③株式会社ツルダイ商事

2017年02月02日 11:39

20153月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。今回は昨年度の116号、117号、118号、119号に続く5度目の取材となります。

3社目として株式会社ツルダイ商事に伺いました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽研究員、学生スタッフ笠間健太郎(商学科1年)です。

 

【沿革について】


株式会社ツルダイ商事の前身である田中商事は、1949(昭和24)年に鶴見区豊岡で主に損害保険業を取り扱う会社として創業しました。のちにマンションやアパートの仲介業と管理運営業務に事業を拡大し、1972(昭和47)年には会社を鶴見区寺谷に移転、社名を株式会社ツルダイ商事に変更しました。現在は不動産事業がメインとなっています。創業以来同じ鶴見区で営業し、14代目となる田中淳一氏を社長とし、社員10名で運営されています。

IMG_2120_1.JPG(取材の様子)

 
 

【取り扱っている物件について】


管理している物件は、マンションとアパートが約85%、店舗や駐車場が約15%です。そのうち全体の60%が鶴見区内に特化した物件で、これは地元のオーナーと長いお付き合いをされている結果によるものだと感じました。また、インターネットによる賃貸物件の情報発信が普及している時代に対応するために、ホームページを充実させていくことも気を配っているそうです。これによって、鶴見区以外の物件も取り扱うことができたとおっしゃいました。

地域に強い、時代の流れに応じて展開する不動産会社であると感じました。


外観.png(会社の入り口)


IMG_2162_1.JPG(田中社長と学生記者)

 


【経営理念や大事にされていることについて】


株式会社ツルダイ商事は創業以来、貸り手、借し手方両方の利益を大切に考え、「お客様第一主義」を貫いてきました。

田中社長の話によると、鶴見区にはブラジル、韓国、中国からの移民が多く、物件を借りる際に多くの課題があるそうです。例えば、保守的な賃貸オーナーによる「外国人の入居お断わり」の物件が多くあります。また、文化の違いによって予期せぬトラブルも発生しています。このようなことに対し、ツルダイ商事は中間の立場に立ち、両者が納得いくまで最善を尽くしているとの事です。

普段から顧客と事業主の意見や提案など細やかなオファーに応えられるように努め、取り扱っている物件は適切な価格で提供しているそうです。


 さらに、多種多様な顧客ニーズに応えられるよう、社員が宅地建物取引主任者はもとより、マンション管理アドバイザー、不動産コンサルタントなど複数の資格を取得することで的確なアドバイスが出来る体制を構築しています。これによって、お客様の依頼に迅速に対応できているとおっしゃいました。


IMG_2131_1.JPG(田中社長)


 【田中社長と鶴見区とのかかわり】

田中社長は、鶴見区文化協会の創設メンバーの一人であり、多くの芸術家と共に鶴見区文化協会の発展に励んできました。当初は横浜市全18区にあった文化協会は、今は鶴見区と戸塚区のみ残っています。


11月は鶴見に文化の香りがするよう「文化の月」にしたいというコンセプトのもとに創設した鶴見区文化協会は、「人に優しくゴミ一つない鶴見にしていこう」ということを大事にされているそうです。また、創設当時から文化協会運営にあたっており、行政に頼りすぎない運営をしてきました。田中社長は一人の文化人として地元鶴見に感謝し、地域と協力して繁栄していきたいとおっしゃっていました。


IMG_2124_1.JPG(田中社長)



【取材を終えた感想】


今まで不動産などの分野に目を向けることは少なかったのですが、今回取材したツルダイ商事のような不動産管理会社が私たちの暮らしを支えているのだと実感しました。今後、アパートやマンションなどを見る際には今回の取材で田中社長がおっしゃっていた事に参考にしながら見ていきたいと思いました。


また、田中社長が地元の方々と協力しながら地域の発展に取り組み、次の世代へ繋ぐことを意識して営業していることが印象深かったです。不動産管理業者が私たちの暮らしを支えているということも今回の取材を通して感じました。


IMG_2165_1.JPG

(田中社長と学生記者)


★ツルダイ商事株式会社

http://tsurudai.com/


 

Page top