地域産業研究所

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横浜商科大学の地域産業研究所です。

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横浜商科大学では、今学期2年生の必修科目「社会力基礎演習4」において、横浜市鶴見区内の企業8社にご協力いただき、学生が企業の抱える課題の解決に取り組む学習として「鶴見ビジネス課題チャレンジ」を実施してきました。


121()に、各企業のご担当者の方にもご出席いただき、半年間の調査・研究の成果発表会と表彰式が行われ、学術情報センターのスタッフも見学に伺いました!全部で9チームが参加し、それぞれが考え出した、鶴見区内にある企業とのコラボイベントについて、発表いたしました。


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流れるように発表する班、まずは質問して来場者の関心をつかみにいく班(←この班はプレゼンの最初に "つかみ"を入れるという、プレゼンの極意をつかんでいました!)、途中で緊張のあまり言葉がつまってしまい、見ているこちらがちょっとハラハラしてしまう班、いろいろありましたが、どの班も自由な発想をもっていて聞いていてとても楽しかったです。


全部の班の発表が終わり、10分間の休憩の後に投票結果が報告されました。

まず特別賞の発表がありました。その班は・・・・


「株式会社タウンニュース社」とのコラボイベントを考え出した班でした!


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次に優秀賞は・・・・


地元にある「合名会社宮田家具店」とのイベントを発表した班でした!


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そして栄えある最優秀賞は・・・・


「日本郵政株式会社鶴見郵便局」とのコラボイベントを企画した班でした!!おめでとうございます!!


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うん、これは文句なしの1位でしょ。私も参加してみたいかも、、、と思う素敵な案でした。

 

今回惜しくも受賞を逃してしまった班の案も素敵なものがいっぱいでした。

とにかく、発表された学生の皆さん、お疲れ様でした。

今回受賞された3つのグループは、2月に行われる「かながわ起業家創出促進事業」第2回交流イベントビジネスプラン発表会にも参加します!皆さん、引き続きがんばってください!


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★かながわ起業家創出促進事業Webサイト

http://k2s2.strikingly.com/

★キャンパスニュース(2017年1月23日)

 『ビジネス課題版大規模PBL「鶴見課題チャレンジ」最終発表会を開催

http://www.shodai.ac.jp/news/detail/354

2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。今回は昨年度の116号、117号、118号、119号に続く5度目の取材となります。

2社目として、株式会社東亜電機製作所に伺いました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽研究員、学生スタッフ小池(商学科2年)です。

 CIMG1946.JPG(取材の様子)

【株式会社東亜電機製作所の沿革について】

1947(昭和22)年創業の株式会社東亜電機製作所は、柱上変圧器及びモートル(モーター)の修理事業から始め、㈱東芝と特約店契約を結び、モートル等の販売・サービス業務や貸ビル業等を経て、現在は主に電気・空調・配管の設備工事事業、ポンプ等のメンテナンス事業、独自の技術で開発したNIC真空ポンプやインバーター、送風機等の製造販売業を手掛けています。創業当時は横浜市西区に本社を置いていましたが、業務拡張に伴う工場の新設や移転を経て、2003(平成15)年に、様々な業種の製造業の集まる「生麦ファクトリーパーク」にて本社・工場を建設し、現在に至ります。

【業務内容について】

特約店契約を結んでいることもあり、電気・空調・配管設備工事事業では、その約60%が㈱東芝との取引であるそうです。最近も、数億円規模の大きな空調工事のプロジェクトを実施しており、株式会社東亜電気製作所の売り上げの約50%をこの工事事業が占めているそうです。仕事量の割合が最も多いのは、モートルやポンプ等のメンテナンス事業だそうです。
また、送風機や攪拌機、各種ポンプの製造にも力を入れているそうです。主力製品であるNIC真空ポンプは、真空蒸留やろ過作業に使用されるもので、製薬会社や食品メーカーとの取引があり、チョコレートの冷却時等に使われているということでした。
 
CIMG1949.JPG(取材の様子)

【社長が大切にされていること】

15年前に二代目社長に就任したという小島洋代表取締役は、先代から引き継いだ、①仕事の正確性、②作業の迅速さ、③常に整理整頓を心がけること、④挨拶を大事にすること、という4つのポリシーの元、事業を行っているとおっしゃっていました。
 
東亜電機社長.png(小島洋代表取締役社長)

また、競合他社への対策として、例えばメンテナンス事業に関しては、障害発生後に顧客からの連絡を受けて対応するというのではなく、定期点検を実施して、障害を未然に防ぐという姿勢を大事にしているということでした。

【社員教育の特徴】

株式会社東亜電機製作所では、主に若手社員に向けて、電気工事士を始め、国家資格である溶接士や、ユニック車というクレーンを装備したトラックの運転士免許といった資格支援に力を入れているそうです。今後、工事部門の事業を強化していくためにも、若手の人材育成は欠かせないとおっしゃっていました。
 
CIMG1991.JPG(ユニック車)

【工場内の様子】

社長へのインタビューの後、工場内も見学させていただきました。重い荷物を吊り上げるための天井クレーンが吊り下がっていたり、洗滌室が完備されてあったりと、見たことのない設備や道具がたくさんあり、大変興味深かったです。実際に、べアリングの内輪を加熱する工程も間近で拝見させていただきましたが、数ミリ単位の非常に繊細な作業であるそうで、従業員の方々の経験値の高さを実感しました。
 
 CIMG1953.JPGCIMG1982.JPG(ベアリング作業中の様子)


【取材を通して感じたこと】

今回、社長に色々なお話を伺うなかで、株式会社東亜電機制作所の事業に対する責任の重さを感じました。なぜなら、設備や製品は、専門知識や豊富な経験なしでは取り扱うことの難しいものばかりであり、なおかつ、危険を伴う作業もたくさんあるということがわかったためです。仕事をしていくうえで、何事に対しても気を抜いてはいけないということを改めて考えました。20名という少数精鋭での経営であるため、従業員一人一人に対する業務の幅の広さを感じ、体力勝負であるとも思いました。
また、働きながら資格を取得できる環境も、とても素晴らしいと感じました。

事業の繁忙期が、企業の夏休み期間や年末年始等、世間がお休みである時期だそうで、取材に伺った12月も、工場内はとてもお忙しそうな様子でしたが、小島社長をはじめ、従業員の皆さんに丁寧に応えていただき、とても貴重な経験となりました。

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(本社前で、学生記者と小島社長)
 


2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。今回は昨年度の116号、117号、118号、119号に続く5度目の取材となります。

1社目として朝日オフセット印刷株式会社に伺いました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽研究員、学生スタッフ小池俊介(商学科2年)です。

【朝日オフセット印刷株式会社の沿革、概要について】

朝日オフセット印刷の前身である朝日印刷社は、1946(昭和21)年、平版印刷の一つで、版と用紙が直接触れないオフセット印刷を主とする会社として創業。その2年後、株式会社として設立され、今年で創業68年を迎えます。現在は、企画デザイン・DTP・印刷・加工に至るオフセット印刷の全工程を自前で有する総合印刷企業に発展しました。
また、事業の発展や業務の拡張に伴い、1953(昭和28)年に鶴見区本町通1丁目に工場を移転し、さらに昭和61年には横浜第二工業団地にも工場を開設しました。
平成26年に四代目社長として廣田稜氏が就任されました。

 CIMG6187 - コピー.JPG(取材の様子)

【経営のポリシーについて】

社長廣田稜氏に経営のポリシーやその取り組みについて伺ったところ、「ポスターやパンフレットなどの印刷物を通じ、配布主(お客様)のメッセージをしっかりと伝えるためには、高品質だけではなく、企画段階でお客様の心、想いをきちんと紐解いてあげること、必要な情報と不要な情報を精査してまとめてあげることが重要。つまり印刷のみならず、ブランディングとしてお客様に提供していく形を整えなければならない、そのためには、まず自分たちが一流になることが大事だ」とおっしゃいました。

CIMG6193.JPG(四代目社長廣田稜氏)

【取り組みその1「模範社員賞」の新設】

まず対内的に「社員が自分の子ともの代まで働きたくなるような組織作り」から始めました。その中で最も力を入れているのは、仕事(実務)、人(人間性)、仕事以外(趣味など)に分けた評価項目を社員同士で評価する「模範社員賞」を設けたことです。
この取り組みによって、「評価された人間は<評価された人間>としてモチベーションが高まっていく」、「社員が自分の立ち位置をしっかり把握できるようになり、マネジメントとして機能する」ことが実現できました。社員の方が、「社のために具体的にすべきこと」「伸ばさなければならない力」などを考え、気づくよい機会になっているそうです。最終的には社員の意識改革となり、品質向上につながりました。

【取り組みその2「働く環境作り」】

次に、事務所の部署間の仕切りをなくし、ワンフロアにしたことです。これによって、他部署の社員とコミュニケーションがとりやすくなり、仕事も以前に比べ効率がよくなったとおっしゃいました。

【取り組みその3「設備の完備と技術力の向上」】

 お客様の要望に応えるべく、県内で最も早く印刷の自動化を推進するオフセット輪転機を設置し、DTP・デジタル処理という設備の強化を図ってきました。事業の拡大や業務拡充に伴い、最先端の設備の導入やそれに対応する技術力の向上にも注力してきました。
 その他、創業以来継承し続けてきた秘伝の技術、つまりインクの取り扱いを大事にし、それをなんと1対1で伝承されているそうです。
 
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(社内に掲示された「経営理念」と「品質方針」)

CIMG6203.JPG(社内にあった製品の一部)

【製品について】

教育関連書籍やカタログ、記念誌などの冊子類から、ポスター、DM、パンフレットなどの広告類まで、幅広く取り扱っています。
鶴見区制50周年版記念誌や、都内のデパートの店頭で飾るポスター、各種カレンダーなど色彩が多様で手間の掛かるものが挙げられます。来年の鶴見区制90周年版の記念誌も製作される予定だそうです。

 IMG_2889 - コピー.JPG(印刷機械について説明している丹羽総務部長)

【見学印象その1「印刷する前の事務作業」】

丹羽総務部長より、完成前の電車内報告を見せていただき、オフセット印刷の仕組みについて丁寧に説明していただきました。また、ソフトを使いながら写真を加工している社員の方に直接インタビューすることができました。加工前後の写真を比べてみると、色や背景に圧倒的な違いがありました。社員の方の技術力の高さを実感しました。

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CIMG6295.JPG(工場の様子)  
        
【見学印象その2「環境に配慮した工場」】

本社にある工場を見学させていただきました。若手社員を中心とした工場内は、整理整頓されていて、ゴミ一つ落ちていないのが印象深かったです。
また、機械ごとに看板があり、よく見ると機械の機能以外に「オゾンを発生させませんので環境に優しいシステムです」と書かれていました。
他に、裁断された紙くずは、リサイクルされていて、環境に配慮していると感じました。

【社長廣田稜氏の社外でのご活躍について】

朝日オフセット印刷株式会社の社長としての顔を持ちながら、JCI(公益社団法人日本青年会議所)の横浜JCに所属し、横浜イノベーション推進委員会の委員長としてもご活躍されています。
横浜イノベーション推進委員会では、横浜の2019(平成31)年以降の人口減少による街の衰退を防ぐため、行政任せではなく、地域の特性と横浜市民をより深くかけあわせ、新しい魅力を創造し、未来に繋がる横浜のまちづくりを推進する活動をしています。
横浜青年会議所HP: http://www.yokohama-jc.or.jp/aboutyjc/our_team/

【取材を通して思ったこと】

 今回訪問した朝日オフセット印刷株式会社は、初めての取材先で、とても緊張しましたが、社長の解説がわかりやすく、会社のことがよく分かりました。普段何気なく目にする電車内や街中のチラシ、パンフレットなどの印刷物が、完成するまでいろんな工程を経ていることを知り、とても興味深かったです。また、インクの独特の匂いや、機械の音を初めて体験し、社員の方々が熱心に作業に取り掛かっている姿にもとても感動しました。
インタビューを通して、「会社は、社長だけではなく、一緒に働く社員一人ひとりが支えているものだ」と実感しました。
最後に社長は、私に「見えない不安は見る必要がなく、自分が今何をしたいのか、どこに向かっているのかをまとめ上げて、それをもとに計画を立てることが大事だ」と貴重なアドバイスをしてくださいました。非常に良い体験でした。

 IMG_2923_1.jpg(四代目社長廣田稜氏との記念写真)
 
★朝日オフセット株式会社
http://www.asahi-offset.com/index.html


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