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鶴見区工業会取材③「株式会社イシカワ」

2016年06月10日 13:18

20153月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりました。その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で、鶴見区工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当しています。今回は昨年度の116号、117号に続く3度目の取材となります。

 

3社目として、株式会社イシカワにお伺いしました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽康夫研究員、学生スタッフ小宮誉礼(貿易・観光学科3年)で、この記事は小宮記者が担当しました。


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【取材の様子】


(株式会社イシカワの沿革について)


株式会社イシカワは、1934(昭和9)年に創業した歴史ある企業です。木製包材の製造・販売から始め、時代の変化とともに段ボール業務、輸出入・倉庫業務など、幅広く手掛けるようになりました。さらに2004(平成16)年には時代のニーズをとらえて「EMC試験業務」を開始しました。


EMC試験とは、電気機器などが機器内部および外部からの妨害電磁波に対して、その機能・動作が阻害されないかを測定する耐性試験で、電子機器の誤作動等を防止するためには必須です。また、地域密着を掲げており、2004(平成16)年には「横浜型地域貢献企業」の最上位企業として認定されています。今年4月に4代目として石川能久社長が就任し、新たな門出を迎えました。


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【お話をして下さった4代目の石川能久社長

 


(物流業務について)


 イシカワでは、物流業務を事業のコアとして考えており、ワンストップサービスを心がけているそうです。梱包のための段ボール箱製作から、輸出のための梱包、さらに輸出入通関業務や倉庫での保管管理まで手掛けています。


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【輸出のための梱包まで手掛けています】


EMC試験業務について)


 物流業務を中心に歴史を重ねてきた中で、まったく異なる分野であるEMC試験業務を新たに始めた経緯について伺ったところ、先代と元東京工業大学学長内藤教授との縁があって始まったのだそうです。

異質な業務を始めることに当初は社内で違和感もあったそうですが、次世代へとつながる事業であることや、EMC測定は電磁波の影響を測るもので環境保護の側面もあることから、「社会貢献事業」としてとらえるようになり、現在ではイシカワの主力事業の1つになっています。


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【EMC試験施設】

 


(「貫く」ためのコミュニケーション)


石川社長は、社長に就任する前まで大和工場の現場で20年以上リーダーとして働いてこられたそうです。リーダーとして大事にしてきたのは、方向性をしっかりと定め、ぶれずに進めることだそうです。自分の信念を「貫く」ためには、社員とのコミュニケーションが大事だと考えているそうで、たとえば自分の考えが伝わらないようなことがあれば徹底して話し合い、理解してもらうことを心がけているとのことでした。このために普段から社員と気さくに会話して信頼関係を築いているそうです。


また、先代、先々代との話し合いも密に行っているそうで、石川社長がコミュニケーションを大事にされていることがうかがえました。


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【お話をしてくださった石川能久社長と企画室の河野弥生さん】

 


(会社の理念)


イシカワでは「社会に貢献し得る企業」「社員が希望をもって働ける企業」「得意先に感謝を持つ企業」「仕事に誠心誠意をもってあたり物を買って頂くと共にまず誠実を買って頂く企業」「社員の和をもって目的に向って行く企業」を目指しているそうです。


また、先代の教えである「社訓」と、さらに、ISHIKAWAの頭文字からI=Integrate『統合』、S=Security『機密』、H=Heart『良心』、I=Imagination『発想』、K=Knack『巧妙』、A=Aspire『熱望』、W=Wide『拡がり』、A=Amity『親和』の広い視野を持って世の中に貢献されているそうです。


商売の利益だけでなく社会貢献なども大事にする温かみのある企業だと思いました。


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【イシカワの社訓】



(学生へのメッセージ)


「人生最高の瞬間」をお聞きしたところ、「瞬間というよりもターニングポイントだが、大病を患って助かったことがある。経験として勧められるようなことではないが、いい経験になった。」とおっしゃっていました。また、学生へのメッセージとして、「もっといろいろなことに挑戦してください。そして、やるなら貫き通して、腹をくくってやってください。」という言葉をいただきました。石川社長が考えるリーダー論とリンクしていると感じました。

 

(取材を終えて)


今回の取材で、石川社長と話すことによって私自身にもとても良い経験になりました。石川社長のお話を伺って、「社会人としてのやりがい」を強く感じることが出来ました。人生の先輩のアドバイスを間近で聞くことができ、よい経験になったと思います。ありがとうございました。

 

【株式会社イシカワHPhttp://www.kk-ishikawa.co.jp/

【鶴見区工業会HPhttp://tsurumiku-kougyo.sakura.ne.jp/

 

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