地域産業研究所

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横浜商科大学の地域産業研究所です。

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本学商学部の「経済政策2」(担当:田尻先生)の授業では、横浜で社会課題の解決を目指している様々な団体にインタビューし、発表するというグループワークを行っています。

その一環として、1月21日に、5人の学生が鶴見区の東宝タクシー㈱を訪問し、「子育てタクシー」サービスの利用者アッププロジェクトについて、調査結果の報告会を行いました。
「子育てタクシー」サービスとは、小さなお子さんやその保護者、妊娠中の方を対象とした、子育てにやさしいタクシーサービスです。
尚、今回の取り組みは、NPO法人びーのびーのとの連携で実施しました。

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【発表資料】

3年生1人、4年生4人という5人グループで、調査結果を発表します。

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他社のサービスとの比較や、SNSの活用法など、学生ならではの視点で様々なアイディアが発表されました。

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タウンニュースの取材も受けました。

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社長をはじめ、東宝タクシー㈱の皆様からも高評価をいただきました。

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皆さん、お疲れ様でした!

【東宝タクシー株式会社】
http://www.toho-taxi.jp/kosodate/index.html

追記:
タウンニュース鶴見区版2016年1月28日号に、
記事が掲載されました。
『商大生 東宝タクシーと連携授業 PRにSNS活用提案』
http://www.townnews.co.jp/0116/2016/01/28/317812.html



2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で、鶴見区工業会所属企業を紹介する記事を商科大で担当することになりました。今回は昨年10月に引き続き、2度目の取材となります。

3社目として、鶴見コンクリート株式会社にお伺いしました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽研究員、学生スタッフ鈴木敬浩(商学科4年)、金子真大(商学科3年)です。

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【取材の様子】

(会社の沿革について)
鶴見コンクリートは、今年創業90周年を迎える老舗企業です。10年前に3代目社長に就任した伊藤伸泰氏を筆頭に、「すぐれた技術・よい製品 ~生活と文化をつなぐツルミ~」を社是とし、主にコンクリート製品の製造、販売をしています。

(取り扱う製品について)
鶴見コンクリートの主力製品の一つに、「プレキャストボックスカルバート」というものがあります。ボックスカルバートは、写真のような箱形の構造物で、主に地中に埋設して、道路、水路、通信線等を収容します。これを用いることで、その上の土地の有効活用や、その上を走る道路の陥没を未然に防ぐことができます。敷設の際には、工事による交通渋滞を避けることの出来る、横引き工法を採用していることも特徴です。

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【プレキャストボックスカルバート】

(製法について)
私たちが想像するコンクリート製品と言えば、生のコンクリートを現場に持ち出して現場で製造し、構造物をつくるという工程がほとんどだと思います。しかしこの場合、コンクリートが固まるまでに時間がかかり、品質も統一されにくいそうです。この形態をとっている現場やコンクリート構造物が全体の87%であるのに対して、先に工場でコンクリート製品を製造し、現場に運んで提供するという形態が残りの13%であるそうです。

後者のやり方で製造するコンクリート製品をプレキャストコンクリート(Pre-cast:事前につくるという意味)と言い、鶴見コンクリートはこのプレキャストコンクリートを製造する会社だそうです。この形態をとることによって、工期を短縮し、品質の統一された製品を提供することができているということです。

(施工実績について)
天皇陛下が葉山の御用邸を行き来する際に利用する横浜新道脇の水路を初めてプレキャストで作ったのが、鶴見コンクリートだそうです。最近では、豊洲に移転する新東京中央卸売市場の連絡地下道や、鶴見小学校の遊水地工事も手掛けたそうです。

また、鶴見コンクリートが手掛けた宮城県岩沼市の地下式プレキャスト遊水地は、東日本大震災時にも、特に問題となりうる破損は見つからなかったそうです。お話を伺い、大変頑丈で安心できる製品であると思いました。

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【3代目社長の伊藤氏】

(仕事で心がけていることについて)
仕事をするうえで、伊藤氏がもっとも大事にしていることは、「安全第一」とのことでした。例えば工場内でつまずいて怪我をしたり、はしごから転落したりといった事故が起こらないように、安全対策には常に注意を払っているそうです。コンサルタントによる工場内の巡回も実施しているそうですが、安全のために最も大切なことは、一人一人が常に緊張感を持って仕事に取り組むことであるとおっしゃっていました。

そのほか、社内コミュニケーションに注力されており、各部長との打ち合わせを毎朝行うようにし、その中で「昨日あったこと」や「今日の予定」を共有することで、問題が起きたらすぐに対処できる体制を作っているとのことでした。

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【伊勢原工業内の様子】

鶴見コンクリートのホームページには、伊藤氏自身が手掛ける「社長ニュース」が掲載されています。このニュースでは、最近の工事や製品について、写真をたくさん用いてわかりやすく説明されており、営業担当者から顧客にも配布されているそうです。

(今後の展望について)
鶴見コンクリートは、地域密着で地元の市場に注視し、それぞれの地域に即したやり方で、営業活動を行っているそうです。営業担当の社員のなかには、自分の住んでいるエリアを担当している人もいるそうです。
伊藤氏は、今後も製品を広く使ってもらうために、会社として「営業力向上」「生産能力向上」「コスト削減」などに取り組んでいきたいということです。「品質と技術は負けないものがあるので、それをいかに伸ばして使っていくかを考えながらやっていきたい」とおっしゃっていました。

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【お話を伺った伊藤氏と、商科大スタッフ】

(取材を終えて)
今回は、普段の生活ではなかなか目にすることない製品を取り扱っている鶴見コンクリートに取材しました。道路や橋などのインフラの整備、遊水地工事など、仕事を通して地域の暮らしを守り、地域社会に大きく貢献していると感じました。私たちの快適で安全な生活は、そのような製品に支えられているのだと気づかされる取材となりました。

この記事は、学生スタッフ鈴木が執筆を担当しました。

※取材をまとめた記事は「鶴見区工業会会報」2月号に掲載予定です。

【鶴見コンクリート株式会社HPhttp://www.tsuru-con.co.jp/
【鶴見区工業会HPhttp://tsurumiku-kougyo.sakura.ne.jp/








2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で、鶴見区工業会所属企業を紹介する記事を商科大で担当することになりました。今回は昨年10月に引き続き、2度目の取材となります。

2社目として、株式会社江電社にお伺いしました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽研究員、学生スタッフ鈴木敬浩(商学科4年)です。

CIMG2955.JPG【今回お話を伺った役員の方々。左から:島津常務、金澤専務、松田茂社長、松田隼輔副社長】

(江電社の沿革について)
1924年に、電気設備工事の請負及び監督等を業務とし、鎌倉に本社を置く江電社の出張所として、井尻四男也氏が鶴見出張所を開設しました。1939年頃より、東京芝浦電気(東芝)との取引を開始しています。

現会長でもある二代目社長の辻正造氏は、高度経済成長期の公共工事などを実施しました。そして、法人組織を改め、1952年に株式会社江電社を設立しました。1967年には石川島播磨工業(IHI)との取引を開始しています。

現在は、松田茂氏が三代目社長を務めています。就任以来、財務改善を始めとし、社員のやる気を喚起するためのシステム作りや、取引先の拡大を行ってきたそうです。

2020年には、現副社長であり松田氏のご子息でもある松田隼輔氏が、社長に就任予定ということです。会社の規模拡大よりも社員の成長を優先し、労働条件・労働環境・福利厚生の更なる改善を目指していくそうです。

(社長が大切にしていること)
全社員の労働条件、労働環境、福利厚生はすべて社長である松田氏の頭の中に入っており、常に、どのように改善できるかということを考えているそうです。社長面談を通して、社員一人一人と一対一でコミュニケーションを図っているということでした。また、江電社では「共に育つ」という意味を込めて、「共育」という言葉を使っているそうです。教える事によって、その相手だけでなく、自分自身も育つという意味で、社内では共通認識の言葉だそうです。


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【3代目社長松田茂氏】

また、松田氏は「リーダーが動かなければ社員も動くはずがない」という哲学を持っているそうです。その哲学を実感したのは、社内のトイレ掃除の習慣についてお伺いしたときでした。江電社では、松田氏と役員の方々も、他の社員の方と同様にトイレ掃除の当番に加わっているそうです。これは、「自分も頑張らないといけない」と社員を喚起する取り組みであると感じ、印象的でした。

また、社員には「人として何が大切か、どう生きたら人に好かれるのか」ということを教えている、ともおっしゃっていました。

CIMG3004.JPG【社内の様子】

(社員から見た江電社の魅力)
家庭を優先させる、働きやすい環境が整っていることだそうです。例えば、子供が急な熱を出して仕事を休なければいけない時でも、他の社員がサポートできる体制が整備されているそうです。社員心得である「安全と健康第一、家庭第二、仕事は第三でよいが、人に迷惑をかけない」を実践されていると感じました。

(地域との関わりについて)
週2回本社周辺の清掃活動を実施しているそうです。そのほか、鶴見警察と連携し、防犯設備の設置による治安維持にも努めているそうです。2012年には、横浜型地域貢献企業として認定されています。

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【「横浜型地域貢献企業」認定証など】

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【お話を伺った役員の方々と商科大学生スタッフ】

(今回の取材を通して)
今回は松田社長と役員の方々にお話を伺いましたが、皆様が江電社に誇りを持ち、お客様、社員、取引先の方々を大切にしていることが伝わってきました。働きやすいシステム作りや、社員一人一人の意見を尊重する雰囲気作りを重ねて来たことが、90年以上続く老舗企業となった秘訣ではないかと感じました。

この記事は、学生スタッフ鈴木が執筆を担当しました。

※取材をまとめた記事は「鶴見区工業会会報」2月号に掲載予定です。

【株式会社江電社HP】http://www.ko-den.co.jp/
【鶴見区工業会HP】http://tsurumiku-kougyo.sakura.ne.jp/


20153月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で、鶴見区工業会所属企業を紹介する記事を商科大で担当することになりました。

今回は昨年10月に引き続き、2度目の取材となります。


1社目として、日本アジア証券株式会社鶴見支店にお伺いしました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、学生スタッフ金子真大(商学科3年)です。


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【取材の様子】


(日本アジア証券の成り立ち)

1903年に金万商店として創業後、中央証券との合併や商号変更の後、日本アジアグループ株式会社の傘下となり、2003年には丸宏大華証券を統合し、現在創業100年を超える長い歴史をもつ証券会社です。

2015年5月には、親会社である日本アジアグループが東証券一部上場を果たしています。


(日本アジア証券の取り組み)

「安心で安全、そして持続可能なまちづくりで社会に貢献する」という日本アジアグループの経営理念のもと、社会貢献を目指す取り組みの金融面でのサポートを行っています。日本アジアグループはGreen Communityを支援しており、太陽光発電事業や小水力発電事業に力を入れています。


(鶴見支店について)

鶴見支店は、京浜工業地帯と港町横浜に挟まれた鶴見区の中心地にあり、2016年に開設65年を迎えました。戸塚支店、溝の口支店との統合を経て、現在は広く神奈川県全域をサービス対象としています。地域密着の対面営業をモットーにしているそうで、「不安な時代だからこそ、インターネットに頼らず対面営業を重視する。お客様との信頼関係を大切にし、要望には即時に対応できるよう努めてきた。」という岡田支店長のお話が印象的でした。


また、鶴見支店では時勢にあった話題をテーマにセミナーを開催して、様々な情報を発信しています。誰でも気軽に参加することができ、希望者はセミナー後の質問や相談で理解を深めることができるそうです。


また証券業界の最新のトピックとして、2016年1月にNISA(少額投資非課税制度)の子ども版であるジュニアNISAがスタートしました。従来のNISAではできなかった未成年者名義の口座による取引が可能となり、両親や祖父母が教育資金などの目的で運用することが期待されています。鶴見支店でも、これを機に証券取引をより幅広い層に身近に感じてもらいたいと考え、今後力を入れて地域にアピールしていくそうです。


そのほか、太陽光発電所設置に向け、市民ファンドの実施を目指しています。



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【お話を伺った岡田支店長、新村様と、商科大記者】


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【鶴見支店前にて】


(今回の取材を通して)

今回お話を伺う中で、対面営業で顧客とじっくり向き合うことで個人や地域の課題解決をはかる努力や、その姿勢の大切さを理解することができました。証券以外でも、グループ会社全体の社会貢献を目指す取り組み事例などをお伺いし、素晴らしい企業であると感じました。


この記事は、学生スタッフ金子が執筆を担当しました。


※取材をまとめた記事は「鶴見区工業会会報」2月号に掲載予定です。

【日本アジア証券株式会社HP】http://www.ja-securities.jp/
【鶴見区工業会HP】http://tsurumiku-kougyo.sakura.ne.jp/

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