地域産業研究所

PROFILE

地域産業研究所
地域産業研究所
横浜商科大学の地域産業研究所です。

LINK

鶴見区工業会取材④「株式会社丸屋神奈川製作所」

2015年10月06日 18:19

今年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で、鶴見区工業会所属企業を紹介する記事を商科大で担当することになりました。


取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽康夫地域産業研究所研究員、商学科2年の松下さん、3年の林さんです。

4社目として、株式会社丸屋神奈川製作所にお伺いしました。

丸屋神奈川製作所は、1964(昭和39)年創立の、電気ヒーターを主体とした工業用の加熱機器の設計、製造、販売を行っている企業です。

丸屋神奈川製作所1.jpg
(お話を伺った代表取締役の山本様)

<会社の沿革、50年以上もの歴史について>
東京で創業した丸屋製作所の神奈川営業所として鶴見区に営業所を構えたのが始まりだそうです。
その後丸屋神奈川製作所として独立し、昨年創立50周年を迎えられたそうです。
50年も続けてこられた秘訣をお伺いしたところ、創立以来お客様の声に耳を傾け、ニーズに応えるために技術力を高めて信頼を得てきた結果だとのことでした。
時代に合わせてマイナーチェンジを繰り返し、時にはヒーター・センサー・制御装置をセット販売するなど需要を先読みする工夫もしてこられたそうです。
また、取引先の業種を分散させて時代の変化になるべく影響されないように気を配ってきたことや、同業他社と連携して互いの得手不得手を補い合うようにしてきたことなども、長く続いてきた秘訣だとのことでした。

<社員教育について>
社員が成長する上で最も重要なことは実体験と考え、失敗する可能性があることも承知の上で仕事をまかせているそうです。
得意先からクレームがつくようなリスクも考えられるそうですが、失敗こそが最も社員を成長させると考え、あえてそうしているそうです。
社員には、得意先の声に素直に、そして真摯に耳を傾け、自分で考えて提案していくことを求めているそうです。

どんな人材を必要としているかというお話の中で、
「ボクシングのリングに上がって、2,3発ジャブをもらって倒れ、起き上がる気がないような人は、どんな一流大学を出ていても採用しない」
「倒れても立ち上がる人、立ち上がれそうになくても立ち上がろうとする人、セコンドのいうことをよく聞く人を採用したい」
という言葉が印象的でした。

取材中、商科大卒業生で、丸屋神奈川製作所に2年前に入社した藤巻誠さんがお話をしてくださいました。
新規営業を担当しているため、苦労も多いそうですが、新規の取引先を何社か開拓できていることが、励みになっているそうです。

<地域との関わりについて>
今回商科大が会報誌の記事を担当している、鶴見区工業会の広報委員のまとめ役を務められているそうです。
工業会の会員同士、お互いのことをよく知らないこともあり、今回のような記事がきっかけになればとお考えだそうです。
また、鶴見区法人会のまとめ役や、鶴見高校の評議員も務められているとのことでした。

丸屋神奈川製作所4.jpg
(作業場もご案内いただきました)

丸屋神奈川製作所3.jpg
(山本様と、商科大学生記者)

<取材後の感想>
★学生記者松下さん
これから就職活動をし社会人になっていく上で、大事なことをお聞きすることができてよかったです。
様々なヒーターや作業場もご案内いただきました。

★学生記者林さん
とてもわかりやすくお話いただいて、お人柄の優しさを感じました。
新社会人の三大克服条件「1、どんなタイプの人物とも親しくなる 2、どんな環境でもよく眠れる 3、どんな食べ物でも好き嫌い無し」は、難しいけれども大事なことだと感じました。


※取材をまとめた記事は「鶴見区工業会会報」10月号に掲載予定です。

【株式会社丸屋神奈川製作所HP】http://www.navida.ne.jp/snavi/1059_1_3.html
【鶴見区工業会HP】http://tsurumiku-kougyo.sakura.ne.jp/

Page top