卒業生からのメッセージ

観光マネジメント学科

株式会社ホテルおかだ

槙戸 遥さん

2014年 貿易・観光学科卒業

お客様の気持ちの一歩先を読んで
動けるホテルマンになりたい

大学で修得した行動力と思考法で
職場の業務改善を提案できた

就活の時にホテルを志望したきっかけは、大学のゼミで観光地の活性化をテーマに研究したことです。そのためシティホテルではなくて、箱根のホテルおかだを選びました。ここで働きながら箱根という歴史のある観光地をもっと盛り立てて、その素晴らしさを世界中に発信する方法を考えてみたいと思ったからです。横浜商科大学は授業もゼミもアクティブで、とても楽しかったです。みんなで議論をしたりレポートを発表したりする中で、自分から積極的に行動することの大切さや、考えを人に伝えるために必要なスキルなど、多くのことを学びました。最近少しずつ仕事にも慣れて、小さなことですが業務を改善するための提案をできるようになったのは、在学中に問題を解決するための行動力や思考法が身についた結果だと思います。

入社してフロント業務を経験した後、現在はレストランのスタッフとしてお客様にサービスを提供しています。御食事はバイキングスタイルですが、いろいろなお客様がいらっしゃるので、細かく目配りをしなければなりません。お客様の要望にお応えするのはもちろんですが、一歩先を読んで事前に動くことが大切です。先日、高齢の方がイスに座りやすいように座布団を持って行ってさしあげたら、とても喜んでくださいました。この仕事を選んで良かったと思うのは、お客様に感謝された時です。最初は実家を離れる寂しさもありましたが、寮生活は快適なうえに職場には横浜商科大学の先輩も働いているので、不安を感じたことはありません。ホテルの仕事に求められるのは質の高いホスピタリティ。お客様に心から喜んでいただけるように、経験を積んで一歩ずつ成長したいと考えています。

※貿易・観光学科を改組し、2015年4月観光マネジメント学科設置