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昨年11月に開催された鶴見区民会議について、鶴見区発行の広報誌「つるみくみんぐ第49号」で大々的に紹介されています!

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鶴見区民会議とは、年に1度、区長や区民の皆さんが集まって鶴見区の課題解決案を話し合うもので、商大からは、「鶴見区をより魅力的なまちにしていくには?」というテーマの元、3チームが政策発表を行いました。
当日司会進行を務めたのは、観光マネジメント学科の秋山講師です。

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「つるみくみんぐ第49号」は、以下の鶴見区Webサイトからダウンロードできます。
皆さん是非ご覧ください!

>鶴見区民会議ニュース・インデックス>第49号:「区制100周年に向けて若者の声をこれからの鶴見へ」
http://www.city.yokohama.lg.jp/tsurumi/life/soudan/kuminkaiginews/

【鶴見区民会議概要】 
 ◆日時:平成29年11月10日(金)13時~15時40分
 ◆会場:鶴見公会堂
 ◆次第:
  1.横浜商科大学学生による政策発表及びパネルディスカッション
   司会進行・講師 秋山友志
   a.) 海外観光客の誘致
   b.) ワッくんを活用した地域力向上と魅力発信
   c.) 若者の投票率向上   
  2.分科会
  3.全体会
   講評 秋山友志

参考:
2017年11月21日「商科大×鶴見区~学生が鶴見区民会議で政策発表!」http://www.shodai.ac.jp/blog/regional/2017/11/post-108.html


 2015年3月、本学は鶴見区と包括連携協定を締結し、様々な事業で協力していくこととなりました。その一環として、「鶴見区工業会会報」の中の鶴見区工業会所属企業をご紹介する「会員コーナー」という記事を、同年10月号より本学が担当しています。

 このたび、新たに取材した4社の紹介記事が掲載された「鶴見区工業会会報第123号」が届きました!今回は、学生記者2名が、以下の4社の企業への取材を担当しています。

  (掲載順)
    ・株式会社羽田研磨
    ・株式会社乙部鉄工所
    ・株式会社坂本茂商店
    ・株式会社塗装アサヒ


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会員限定誌のため、webでは中身を公開できませんが、ご覧になりたい方は図書館までお越しください。

 2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、その後、様々な事業で協力しています。その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大の学生記者が担当しています。
 
 今回は、株式会社塗装アサヒに伺いました。取材を担当したのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽地域産業研究所研究員、学生スタッフ大宮(商学科2年)です。

【会社の沿革、概要】

 株式会社塗装アサヒは、1955(昭和30)年に鶴見区下野谷にて有限会社旭塗興として創業した、塗装を主な業務としている会社です。当初は旭硝子が所有する施設のメンテナンス塗装が主な業務だったそうです。1989(平成元)年に先代から現在の代表取締役である菅野克義氏に受け継がれた際に、社名や株式会社への変更、事務所の移転などを行いました。

 現在では、横浜、川崎等の京浜工業地帯をメインとし、幅広く塗装業務を請け負っています。現在の従業員は、協力会社を含めて30名規模で、旭硝子、旭化成、日本ブチル、三菱ケミカル、太平洋製糖、プリンス電機、松尾工務店、官庁(横浜市)など、法人からの依頼がメインだそうです。

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(取材の様子)

【主な業務内容】

 鉄部に行う、防水やサビを防ぐ重防食を目的とした塗装が主な業務で、施工する例としては、タンクや歩道橋などがあります。受注した仕事の例として、2015(平成26)年に横浜市から塗装アサヒを含む2社で受注した大黒高架橋のお話を伺いました。500メートルにも及ぶ範囲で、足場や床版、床版の下あたりまで塗装を行い、完了するまでに6ヶ月ほどかかったそうです。

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(大黒高架橋塗装の様子)

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(塗装が完了した大黒高架橋)

【社内で大切にされていること】

 社長である菅野克義氏は、塗装業の発展に貢献したいという思いから、日本塗装工業会の副支部長・委員長、神奈川県塗装工業協同組合の常務理事、横浜市塗装事業協同組合の副理事長などの要職に就かれています。今回の取材では直接お話を伺うことはできませんでしたが、社長が大事にされている「責任施工」についてお聞きしました。責任施工とは、請け負った仕事に対して、塗装が終わるまでの責任ではなく、終わってからもアフターフォローをするなど、仕事の成果に対して責任を持つ事をいうそうです。例えば、その日の作業を終えて着替えて車に乗り込んでも、車から現場を見て何か違和感があれば、皆で戻って確認し、必要があれば修正作業を行うそうです。気づくことができ、さらに仕事の成果を追求できるのが職人だそうです。

 菅野社長では、これからは塗装業の技術向上と共に、建設業の業務割合を増やしていきたいというお考えだそうです。現在手掛けているのは小規模改修のみですが、改修できる規模を大きくするために、社内での経験や知識などを積み重ねていきたいとおっしゃっているそうです。

【高い技術力】

 塗装アサヒには現在協力会社を含めて約30名の従業員が所属しています。年齢層は40代が中心で、1番若い方だと21歳、1番上の方だと66歳の方がいらっしゃいます。基本的には現場で必要な事を先輩から教わって覚えていく方法をとっているそうですが、現場での技量を高める以外にも、塗装の知識や技術力の高さを測る国家資格を取得するよう促しているそうです。今年は1名の従業員の方が合格されました。

 また、今回取材させていただいた小林康雄専務は、神奈川県知事から毎年発表される、「神奈川県優秀技能者」の塗装部門で、2015(平成27)年に表彰されたそうです。塗装部門は4名のみの選出だったそうで、技術力の高さが伺えます。

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(お話を伺った小林専務)

 小林専務は、技術力を磨くことがコスト削減につながるとおっしゃっていました。技術力が高い3名で仕事にあたれば、皆で助け合い、4人分の仕事ができるからだそうです。高い品質を保ちながらもコストを抑えていくには、技術力を磨く以外にないそうです。

【塗装の技術とは?】

 今回の取材で、塗膜厚を調整するという塗装の技術をお聞きしました。これは知識だけでなく、長年の経験も必要となります。何故かというと、場所や材質・気温など、様々な要因によって、塗料の希釈の割合や、塗り方を変えなければならないからです。また、ローラーやハケ、吹付けなどといった、道具の違いによっても変わってくるので、知識や経験なしでは、塗膜厚が厚すぎず、薄すぎずの調整をする事はとても難しいそうです。

 特に京浜工業地帯では沿岸部での作業が多いので、錆防止の塗装をする際は塩分を飛ばすため水を使って飛ばす作業などがあります。最近では、錆をどうしても取り切るができない場合のための錆転換材という塗料が開発されているそうで、そういった技術も取り入れているそうです。

【徹底した安全管理】

 塗装業はシンナーなど危険性があるものも使用されるため、安全・健康管理は徹底されています。一般的な熱中症対策のための休憩時間確保はもちろん、シンナー対策として頻繁な防毒マスクの取り替えや、換気の徹底などをされているそうです。

 小林専務は、現場で「臆病になれ」とよく言っているそうです。「慣れ」が一番怖いことで、慣れて大丈夫だろうと思うと注意しなくなってしまうそうです。仕事を始めたばかりの頃よりも、仕事を始めてから3か月くらい経った頃と、ベテランの方がむしろけがをしやすいそうです。どこに危険が潜んでいるかわからないから、「怖い怖い」と思いながら作業をしてほしいとよく現場で話をされるとのことでした。

【鶴見区とのつながりについて】

 鶴見区とのつながりについてお聞きしたところ、川崎分室の阿部博樹室長が、鶴見区の消防団に所属しておられるとのことでした。消防団では、昼間は普通に働かれている方が多いので、夜に小学校や中学校の体育館を借りて訓練を行っているそうです。火事や地震などの災害があった場合には、1番早く駆けつけられるのは地元の住人で、消防隊員が駆けつける前に被害を抑えておくことができるので、こうした取り組みがあることも、もっと広まってほしいとおっしゃっていました。

【取材を通して】

 今回の取材を通して感じたことは、現場の重要性です。知識と経験の積み重ねが技術という結果に結びつくわけですが、それは机上だけで成し得ることではなく、多くは現場で身に付くものだということを感じました。今回の取材では、現場での作業を実際に行っていらっしゃる方々にお話を伺うことができたので、技術の高さや、仕事への情熱をより感じることができました。また、1つ1つの現場での積み重ねが大切だということもよくわかりました。
普段一般の消費者が目にするのは珍しい分野の取材でしたが、こうした現場の方々の働きが社会を担っているという事を、忘れないでいたいです。

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(左 小林専務、真中 学生記者・大宮、右 阿部室長)

 2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、その後、様々な事業で協力しています。その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を本学の学生記者が担当しています。

 今回は、株式会社乙部鉄工所に伺いました。取材を担当したのは、高羽地域産業研究所研究員、学生記者笠間(商学科2年)です。

【株式会社乙部鉄工所の沿革について】

 株式会社乙部鉄工所は、1957(昭和32)年に化学・建設・鉱山用機械器具の製作据付工事を主な業務内容として創業。現在は、独自の溶接技術を駆使し、高圧ガス化プラントの設計施工、高圧ガスの圧力容器などの特殊機器の製作、改修なども手掛けています。
 
 過去には、愛知万博での石炭ガス化プラントの製作、施工、据え付けなどを手掛けたこともあるそうです。また、国の政策の一環である、石炭をガス化設備のモデル材の製作等の実証実験にも協力し、現在は使用された部品の修理や改造を行っています。

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 (取材の様子)

【マンロック製品について】

 圧力容器は、大気圧と異なる圧力の気体や液体を貯蔵するために設計された容器です。最近は、トンネル工事で堀削を行うシールドマシンの中に、作業員が出入りする為のマンロックという気密性の高い密封容器の受注を多く手掛けています。首都高横羽線と第三京浜を結ぶ横浜北線の工事にも使用されたそうです。容器の耐久性を保つための技術の高い溶接を行っているそうです。各重工メーカーからの受注を受けています。
 
 先代の時には、深海に挑むことができる潜水艇に使用されている部品のテスト用に、1000キロの水圧がかけられる容器を作った実績があるそうです。鶴見区鶴見中央2丁目にある株式会社鶴見精機の試験装置も手掛けており、地元企業との連携にも積極的に取り組んでいます。

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(製品について説明していただく様子)

【EMC電波暗室、電磁波シールドルーム製造】

 乙部鉄工所では、EMC電磁波暗室、電磁波シールドルームの新規製造・設置も行っています。従来の組み立て式と比べ価格・納期・品質において競争力のある新施工システムを開発し、特許も取得しています。

 EMC電波暗室は、電子機器から放射されている電磁妨害波の電界強度の測定、試験などを効率的に行う施設です。また、電磁環境を電磁気的に隔離するために設計された部屋がシールドルームといい、電磁妨害波の測定室・病院の電子機材を設備した医療室・機密に係わるコンピュータールームなどに使用されています。

 近年、日常生活でパソコンをはじめとする電子機器が多く使用されるようになり、それに伴い電磁波による人体へ与える影響や受信障害、誤動作などが大きな社会問題になっています。「外部に電磁妨害波を出さない」と「外部から電磁妨害による影響を受けない」を両立させるのがEMC対策で、様々な機器の製品設計や開発段階から強く求められています。

 乙部鉄工所が製造する、耐久性が高く、シールド遮断性能が高い製品は、従来の組立技量の偏差によって生じる各パネルの継ぎ合せ部の性能偏差などがなくなり、継ぎ合せ部の修理の時間や費用、チェック回数などを節約することができます。過去には、矢崎総業株式会社をはじめ、松下通信工業株式会社、音響メーカーのティアック株式会社に納入工事した実績があります。

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(EMC電波暗室)

【その他事業】

 乙部鉄工所では、鋼板製溶接容器や圧力容器、特殊容器用などに使用する鋼板の板曲げも行っています。厚さ22㎜、幅3,000㎜の鋼板等を円筒形やU字型、円錐型などのさまざまな形に加工できる機械を用いて、大型で高品質な製品を作り上げています。また、曲げ加工前の開先加工、曲げ加工後の溶接仕上げまで一貫して行うことも可能だそうです。

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(加工前の鋼板)

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(加工後の鋼板)

【社長が大切にされていること】

 乙部社長は、社員同士の現場でのコミュニケーションとチャレンジ精神を求めています。受注した製品に対し、どのようにつくりあげていくのかなどを現場で相談しながら進めているそうです。また、製造過程で問題点が発生した場合は、受注先の担当者と一緒になって改善策を考え、斬新なアイデアを提案し、それによって新しい発見もあり、新規受注につながることもあるそうです。

 乙部鉄工所の取り扱う製品には、溶接技術や施工に対する知識が欠かせません。高圧ガス保安法や電気・ガス事業法によっては、溶接資格の種類が異なり、乙部鉄工所はそれぞれ基準を満たした溶接士が多数在籍しています。乙部社長は「お客様からいただく様々なニーズに応えるため、社内では熟練者から若手社員への技術継承にも力を入れている。また、受注のこだわりとして、コストありきのオーダーはお断りする。」とおっしゃっていました。また、高品質を保つよう心掛けています。

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(取材にご協力していただいた乙部社長)

【取材を終えた感想】 

 今回の取材を通し、乙部鉄工所は溶接技術を生かし、私たちの生活を便利にするインフラ工事現場などで活躍する製品を提供している素晴らしい企業だと感じました。
 また、乙部社長は横浜商科大学の卒業生であることがわかり、より親しみを覚えました。先輩が第一線で活躍している姿がとても輝いて見えました。

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(乙部社長と商科大笠間記者)

★株式会社乙部鉄工所
http://www.otobe-tekko.com/index.html

 2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、その後、様々な事業で協力しています。その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を本学の学生記者が担当しています。

 今回は、株式会社羽田研磨に伺いました。取材を担当したのは、高羽地域産業研究所研究員、学生記者笠間(商学科2年)です。

【株式会社羽田研磨の沿革について】

 株式会社羽田研磨は、1958(昭和33)年に有限会社羽田研磨工業所として創業し、ゴルフ場などで使用されている芝刈り機の刃を研磨するところから始まりました。当時の芝刈り機は高級で、現在のように簡単に刃を研ぐ技術はなく、先々代の鈴木萬之助社長は独学で技術を向上させたそうです。その後、1979(昭和54)年に株式会社羽田研磨を設立し、創業時から培った研磨技術と経験を活かし、精密部品の加工や研削加工を中心とした事業を展開してきました。

 日本国内ベアリング業界最大手で自動車関連部品や精機製品を製造する日本精工株式会社の協力会社で、そのほかにキャノン株式会社、株式会社東芝からも受注を受けています。
 
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(学生記者の質問に熱心に耳を傾けている鈴木社長)

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 (鈴木社長)

【研磨技術が集約したスピンドル製造】

 ベアリングは、ものを回転や往復させて動かす部品の軸などを支持する部品で、摩擦を軽減するための重要な役割を担っており、あらゆる機械に使用されています。例えば、自動車関連部品に多く使用されていますが、冷蔵庫や掃除機、エアコンなどにも使われています。ベアリングの内径を削り、研磨する工具をスピンドルと言います。羽田研磨では、このスピンドルを製造しており、ミクロン単位にまでこだわって精密に研磨を行っています。スピンドルには、高い回転数を求めると、回転する際に力が分散しやすいため、十分な威力が発揮されない弱点があるそうです。羽田研磨では、機械で研磨された製品をオーダー規格と比べ、基準値に満たない部分の誤差については、熟練技術者の手作業によって微調整を行います。これによって、毎分20万回転する超高速回転スピンドルの製造も実現できました。
また、材料の調達から加工・研磨・組み立てまでを一貫して行うため、修理にも対応できるそうです。

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(熟練技術者の手作業による微調整の様子)

【羽田研磨の強み】

 鈴木社長は、「常にお客様に最高品質の製品を迅速に提供する」ことを大事にし、研磨業界のプラットフォームになることを目指しているとおっしゃいました。
 羽田研磨では、同業他社に比べ研磨機の保有台数が多く、独自の設計で製造されたオリジナル特殊機械もあり、様々な加工や研磨に対応できます。また、取り扱う素材は鉄、ステンレス、アルミニウムはもちろん、塩ビやカーボンのような珍しいものもあり、すべて国内産だそうです。さらにお客様の手間を省くことを考慮し、材料の調達をはじめ、加工から研磨、組み立てまで一貫して製造、管理しています。

 材料に目利きのある社員や熟練の技術者が多数在籍しているため、材料調達のみ、研磨のみのようなピンポイントでの受注も受けています。さらに、素材によって砥石を使い分けするなどの工夫も行っています。試作品依頼をはじめ、短期間の納期にも迅速に対応できるので、お客様から高い信頼を得ているそうです。

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(研磨前の材料一例)

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(研磨後の製品一例)

 それ以外に、同業他社との差別化を図るため、研磨の前後に行う表面処理として黒染めやテフロンコーティングなどメッキも扱っています。

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(黒染めされた製品)

【自社の技術継承】

 羽田研磨では、次の世代への技術継承にも力を入れています。研磨技術には、豊富な知識と現場での経験が重要とされます。例えば、研磨に欠かせないのは、金属などを研削、研磨するときに使う道具である砥石に関する知識です。砥石は種類が様々で製品の材質によって使い分けています。一番硬い物質のダイヤモンドは鉄や鋼の研削研磨に向かないという性質があり、ボラゾンは、高温下でも硬さが低下しない特徴により様々な鋼に使われています。

 また、現場での経験としては、製造過程でミクロン単位の誤差の手作業による調整があります。これらは、現場で先輩から後輩に一対一で技術を伝えることで、若手社員の技術力が向上し、精度の高い製品を生み出せています。これによってお客様からの信頼も厚く、大手企業などからの安定した受注につながっているそうです。
長きにわたり安定した製品の製造を支えてきたその技術も、次世代へと継承されています。

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(鈴木良太常務取締役より製品について説明を受けている様子)

【取材を終えた感想】 

 取材を終えて、自動車や洗濯機、冷蔵庫など私たちが普段何気なく使用している製品に、羽田研磨のような研磨会社で製造された製品が多数使用されていることがわかりました。また、羽田研磨は、技術力はもちろん、お客様からの相談に熱心に取り組む素晴らしい企業だと感じました。

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(商科大笠間記者と鈴木光雄社長)

★株式会社羽田研磨
http://hanedakenma.co.jp/

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