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本学と包括連携協定を締結している鶴見区と連携し、地域産業研究所で発行した冊子『TSURUCHARM~わたしが見た鶴見★しごと~』について、お陰さまで各方面よりご好評いただいております!


先日、本冊子に携わった学生記者と、編集を務めた地域産業研究所所長がタウンニュースからインタビューを受けました。
「冊子発行の経緯」、「取材に行ってみて感じたこと」、「印象に残っている企業について」等、実際に企業等を取材し、記事を執筆した学生記者達にとっても、改めて取材を振り返る良い機会となったと思います。

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(取材の様子)

取材記事は、「商大生 学生目線で企業紹介 区内41社の魅力一冊に」として、10月12日発行のタウンニュース鶴見区版に掲載されました。WEB版でもご覧いただけますので、是非ご覧ください!

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(取材を受けた学生記者)

★タウンニュース鶴見区版/No.480 2017年10月12日(木)号

「商大生 学生目線で企業紹介 区内41社の魅力一冊に」

http://www.townnews.co.jp/0116/2017/10/12/402039.html

★プレスリリース 2017年9月29日(金)

「横浜商科大学の学生記者が執筆した記念冊子「TSURUCHARM(ツルチャーム)~私が見た鶴見★しごと~」を発行 --学生が鶴見区内の企業を紹介した冊子は初 --」

https://www.u-presscenter.jp/2017/09/post-38038.html



2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。

今年、鶴見区が区制90周年を迎えるにあたり、これまで商科大学で担当してきた22社と、鶴見区らしい企業、事業所等41箇所の取材記事を新たに加えてまとめ、『TSURUCHARM~私が見た鶴見★しごと~』として冊子を発行することとなりました。

本ブログでは、冊子のなかで紹介できなかった内容について広くご紹介致します!
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今回は、グローバル・ロジスティクス・プロパティーズ株式会社(以下GLP)汐留本社、及びGLP横浜に伺いました。取材を担当するのは、高羽地域産業研究所研究員、学生スタッフ星(商学科3年)です。

【GLPの沿革、事業概要】
GLPは、GIC(シンガポール政府投資公社)が、日本の物流施設を投資対象とする資産運用会社として2009年3月に設立したグローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッドの日本法人です。日本の他にアメリカ、中国、ブラジルの計4か国で、物流施設の開発、運営、既存物件の賃貸、リノベーション等を行っています。

現在、日本国内では97物件(開発中を含めると2017年6月末で112棟)、総延床面積約470万㎡の物流施設を所有・運営しています。また、GLPが提供する物流施設では、独自の免震構造システムなどを採用し、災害を想定した構造を実現させています。緊急時に被害を最小限にとどめ、早期の復旧を可能にする「事業継続性」に配慮した施設となっています。

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(取材の様子)

【倉庫で働く従業員の方に配慮した取組み】
日本国内では、開発と併せて既存施設のリノベーション事業に力を入れています。今回取材に伺った経営企画部長の三木様のお話によると、昔ながらの倉庫は保管の目的が強く、倉庫内で多くの人が働くことを想定した作りになっていませんでした。そのため、倉庫を利用する企業の従業員の方々はこれまで暗く、狭い環境のなかで作業をすることが多かったそうです。そこで、GLPでは従来型の倉庫をリニューアルすることで、従業員の方々が快適に仕事に専念できる空間を生み出し、好評を得ています。GLPではこのような倉庫の再生ビジネスにいち早く注目し、業界内で先駆けとなりました。

物流業界では、インターネット通販市場の拡大に伴う業務増による人手不足が深刻化していますが、GLPの提供する物流施設での業務では、このように従業員の方々に配慮した環境が反響を呼び、求人数を上回る応募がある施設もあるそうです。

そのほか、たとえばGLP座間のような新規の施設においては、倉庫内にカフェテリアなどを整備し、トイレやエントランス等の共有部分にスタイリッシュなデザインを取り入れ、従業員の方々がすごしやすい環境づくりにも取り組んでいます。

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(GLP厚木Ⅱ内カフェテリア)

【新しい取組み事例】
最近の新しい取組みとしては、物流機器中古品売買仲介会社と提携し、倉庫の施設退去時、施設内で大量に使用するラック、パレットなどの中古機材の処分に悩む顧客と、新規搬入時になるべく安価で機器を取り揃えたいという顧客の間に立ち、マッチングさせるサービスがあります。また、業界大手の人材派遣会社と提携し、人手不足が課題の物流業界において、雇用形態に合わせた人材募集の広報サービスも行っています。開発などのハード面に力を入れる物流不動産企業が多い中、このようにソフト面で顧客をサポートすることで、同業他社との差別化を図っているそうです。

物流施設の大型化に伴い、環境への影響も懸念されます。GLPでは、太陽光発電や風力発電といった再生エネルギーで電力を賄うなど、周辺の環境への配慮を心がけています。また、今後の課題として交通問題にも目を向けています。運搬トラックの渋滞や路上駐車などを防ぐための荷受けシステムの開発を予定しているそうです。

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(屋根ソーラーパネル)

顧客に物流施設を提供するだけでなく、中古機材や人材確保といった本来の事業とは異なる分野でのサポート。さらにその施設で働く人々まで目を落として考える視点。物流業界の流れを読み取り、現在、そして将来顧客の必要とするサービスを提供する。まさに「虫の目」「鳥の目」「魚の目」を持って考えられたサービス体制だと感じました。

【GLP横浜の概要、強み】
GLP横浜の施設は2005年6月に竣工しました。鉄筋コンクリート5階建て、延床面積約120,000㎡の巨大物流施設です。スポーツ用品や精密機械を取り扱う会社等が多数入居しています。施設内には食堂や売店があり、屋上には巨大駐車場が設けられた開放的な構造となっています。

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(GLP横浜の施設内)

GLP横浜の最大の強みは、その立地の良さです。横浜港や羽田空港、そして東京からもアクセスが良く、消費地にも非常に近い位置にある鶴見区は、店舗や消費者向けの輸入品を保有する物流拠点として非常に優れているそうです。また、首都高速道路「生麦出入口」や、京浜急行「生麦」駅より約1kmと、交通アクセスの良さも利点です。駅が近く住宅地にも隣接しているため、物流企業の課題である人材確保という点にも優れています。三木様によると、これらの特徴からGLP横浜は「通販事業などの物流の変革にも対応できる需要の高い立地」であるとおっしゃっていました。

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(GLP横浜の前で、統括責任者の山本様と学生記者)

【地域貢献活動~避難訓練等】
GLPでは様々な地域貢献活動を行っています。施設周辺の美化や緑化活動、小学生向けの職業体験をはじめ、施設が立地している地域と協定を結び、災害時の協力にも力を入れています。GLP横浜は、免震構造による安全性の高さから、地域住民からの要望を受け、2014年10月に鶴見区と「津波発生時における施設等の提供に関する協定書」を締結し、津波発生時の避難施設として指定されました。避難経路確保のために、住宅地側から出入りできる避難扉やスロープなども新設し、毎年住民の避難訓練活動を行っています。

また最近では、2017年4月に神奈川県愛甲郡愛川町と「GLP厚木Ⅱ」の間で、災害時に駐車場を車両待機や仮設テント設置の場所とする協定も結んでいます。

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(GLP横浜で避難訓練時に使われるランプウェイ)

【今後予定されている事業】
GLPでは、神奈川県相模原市に国内最大規模の物流施設を建設するプロジェクトに乗り出しています。相模原市に大規模用地を取得し、2020年以降の着工に向けて計画が進められているそうです。
1つの建物に複数の顧客企業のテナントが同居するマルチテナント型施設を4棟、入居する顧客企業の要望に沿った開発を行うビルド・トゥ・スーツ型施設を2棟の計6棟を建設する計画です。計画地は圏央道の相模原愛川インターチェンジ、相模原インターチェンジから近く、国道沿いで人口の比較的多い地域であり、交通のアクセスが良く、人材確保にも向いた地域です。このような利便性から、物流需要が高い施設となることが期待されています。

三木様は、「今後機械化が進むことで物流に人材が必要のなくなることも考えられ、今ある施設が時代遅れになる可能性がある。そのため、相模原に建設予定の施設は新しいコンセプトを持つ未来型物流施設として提供したい。」とおっしゃっていました。

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(GLP相模原(仮称)の完成予想図)

 また、物流の変化に対応するためには、新しい視点を持った人材が必要との思いから、新卒採用にも踏み出したそうです。現在いるGLPの社員の方々は中途採用者がほとんどですが、様々なバックグラウンドを持つ幅広い年齢層の社員を擁することで、社全体を活性化させ、更なる発展を目指したいということでした。

【GLP横浜の見学の感想】
汐留本社でのインタビューの後、GLP横浜の見学もさせていただきました。GLP横浜の屋上からは、私たちが生活する鶴見の街を一望することができました。鶴見川がすぐそばに流れており、また、横浜港も隣り合わせですが、津波の際にはGLP横浜の堅牢な建物に避難できるという安心感で、地域住民の方は非常に心強いのではないかと感じました。また、施設内では朗らかに作業を行う従業員の方々を見掛け、働く環境の良さを実感しました。人々に寄り添う活動を続けるGLPだからこそ、内外から支持されるのだと感じました。

GLPブログ_8.jpg(GLP横浜)

【取材を通しての感想】
取材を通じ、私たちが普段利用しているネット通販には、多くの方が倉庫業務に携わり、物流不動産がその環境を提供したうえで成り立っているのだと実感しました。GLPの取り組みの中でも、従業員が快適に働ける空間を提供するサービスが印象的でした。提供する倉庫で働いている方々の多くは、周辺にお住いの方々だと思います。そのため、この取り組み自体が住民の生活を良くする地域貢献のように感じられました。顧客や地域の方に寄り添うような独自のサービス・活動を提案するGLPだからこそ支持されるのだと、非常に感銘を受けました。

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(取材を受けてくださった三木様、田中様、神谷様)

★GLP
https://www.glprop.co.jp/

2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。

今年、鶴見区が区制90周年を迎えるにあたり、これまで商科大学で担当してきた22社と、鶴見区らしい企業、事業所等41箇所の取材記事を新たに加えてまとめ、『TSURUCHARM~私が見た鶴見★しごと~』として冊子を発行することとなりました。

本ブログでは、冊子のなかで紹介できなかった内容について広くご紹介致します!
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今回は、鶴見区生麦にある株式会社横浜工作所に伺いました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽地域産業研究所研究員、学生スタッフ加納(観光マネジメント学科2年)です。

【株式会社横浜工作所の会社概要】
株式会社横浜工作所は、横浜ドック株式会社前専務取締役の山田真吉氏が1920(大正9)年に外国船、コンテナ船の修理を主業として神奈川区に設立しました。本社と工場は、関東大震災と太平洋戦争の2度にわたる被災と再建を経て、1990(平成2)年に鶴見川が隣接する現在の場所に移転しました。敷地9,070㎡の中に、事務棟や工場のほか、引揚船台や船舶が横付けできる岸壁、屋外倉庫などを所有しています。

現在は、船舶における修理・点検・保守、定期検査などを行う工事以外に、船舶修理で培った技術を活かし、下水処理場やごみ焼却場の設備の修理、設置なども行っています。 

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(取材に対応していただいた綱渕社長と林総務課長)

【誇り高い「チーム力」と「技術力」】
船舶修理の要請は、突発的で緊急性を伴い、その多くは現場に出張して作業を行います。夜中に要請を受け現場に行くこともしばしばあり、24時間体制で対応できるように取り組んでいます。
また、一つの船を修理・保守するのにおよそ3ヶ月から4ヶ月かかり、チームで取り組むことが多い為、普段から強いチームワークづくりにも力を入れています。

有資格技術者も多く在籍し、長年培った技術と最新技術を融合しながら現場の状況に応じた対応をしているため、お客様から厚い信頼を受けています。
仕事の依頼は、国内の企業や官公庁だけでなく、海外からも多く寄せられるそうです。また、現役の船だけでなく、みなとみらいの観光スポットとしておなじみの日本丸や氷川丸の修理も手掛けています。

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(本社敷地内にある工場の外観)

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(本社敷地内の接岸岸壁や引揚船台を案内いただきました)

【高い技術力で世界初を実現!】
船舶の修理や保守の場合、ドックという船の建造・修理を行う場所に船体を入渠(にゅうきょ)させてから作業を行います。大型船は沖合で海中に沈めたフローティングドックに乗せ、浮上させてから修理を行います。

横浜製作所は、今年世界で初めて、種類が異なる500トンの外航船二隻を同時にフローティングドックへ入渠させることに、成功しました。
これは、高難度な技術を持つ技術者が大勢在籍し、高い技術力を保つために日々努力しているからこそ実現できたことだそうです。

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(世界初二隻を同時にフローティングドック)

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(フローティングドックを背景に、綱渕社長と学生記者)

【アットホームな会社づくり】
社員が勤めやすいアットホームな会社づくりにも力を入れています。社員一人ひとりが立場の違いに関わらず発言しやすく、風通しの良い職場環境に改善し、また家庭と両立できるよう福利厚生を充実させるなどの取り組みを積極的に行いました。これによって、職場が活性化し、社員の働く意欲も増したそうです。特に女性社員の活躍が目立つようになり、女性活躍推進の先進的取組事例として業界内外から注目されています。

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(取材の様子)

昨年末の忘年会では、社員の家族を招き、総勢130人でナイトクルーズのイベントを行いました。綱渕社長は「日頃社員の仕事を理解し、支えてくれている家族への感謝の意を込めて開催しました」とおっしゃっていました。

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(社員を大事にされている綱渕社長)

【取材を終えて】
取材後、隣接する工場と引揚船台、接岸岸壁などを見学させていただきました。特に印象に残ったのは、長年航海しているうちに付着した貝などで汚れた部品が、新品同様にきれいな状態になっていたことです。このような技術が安全な航海を支えているのだと感銘を受けました。

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(綱渕社長、学生記者、林総務課長)

★株式会社横浜工作所
http://www.yew.co.jp/

2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。

今年、鶴見区が区制90周年を迎えるにあたり、これまで商科大学で担当してきた22社と、鶴見区らしい企業、事業所等41箇所の取材記事を新たに加えてまとめ、『TSURUCHARM~私が見た鶴見★しごと~』として冊子を発行することとなりました。

本ブログでは、冊子のなかで紹介できなかった内容について広くご紹介致します!
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今回は、鶴見区鶴見中央にあるCIA鶴見に伺いました。取材を担当するのは、小林二三夫地域産業研究所所長、高羽地域産業研究所研究員、学生スタッフ加納(観光マネジメント学科2年)です。

【CIAL鶴見の概要】
 今年11月で開店から5周年を迎えるCIAL鶴見は、2012(平成24)年にJR鶴見駅に直結する地上6階、地下1階のショッピングセンターです。JR東日本グループの(株)横浜ステーシヨンビルによって管理・運営されている施設の内、一番大きい施設だそうです。生鮮食品からファッション、生活雑貨、レストランなど含め72店舗が出店、駅ビルには珍しい禅カフェ「坐(ざ)月(げつ)一葉(かずは)」や「枯山水」がある屋上庭園もあり、心身ともに癒される場所として地域の住民に親しまれています。

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(CIAL鶴見の外観)    

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(フロア各所に取り入れた和文化)  

【地域住民の暮らしに寄り添う】
近隣の横浜駅や川崎駅のファッションビルや大型ショッピングモールと異なり、CIAL鶴見は地域生活に密着し日々の暮らしに欠かせない生鮮食品などの食料品に特に力を入れています。1階は、江戸時代鶴見区生麦に海産物を将軍や領主に献上する御菜(おさい)浦(うら)と呼ばれる場所があったことから、その御菜浦と同様に、数多くの品揃えのある賑やかな食品市場を目指し、御菜(おさい) 市場(いちば)と名付けられています。

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(毎日行列で並ぶ1階の御菜市場の様子)

1階ビル前の特設コーナーに並ぶ格安の野菜と果物は主婦に大人気で、あっという間に完売するそうです。

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(ビル前に並ぶ大人気の低価格御菜、「九州屋」さん)

また、JR鶴見駅の改札口から直結する2階には、スーパーマーケットをはじめ、惣菜やスイーツなどのお店が出店し、仕事帰りのお客様が利用しやすい工夫が凝らされています。

3階は女性のファッションをメインとした店舗が多く、4階は生活雑貨や眼鏡屋さん、リラクゼーション、洋服をはじめバッグや靴までお直しするお店など年代問わず利用できる店舗が揃っています。

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(4階フロアに年代問わず利用できる店舗が揃っています。
上:10分から利用できるリラクゼーションスポット、リラクゼ鶴見店
下:あったら便利なお店・お直しコンシェルジュビック・ママ)

【駅ビルから発信する禅文化】
CIAL鶴見が、他の施設との差別化を図るために考案したのは、近隣にある曹洞宗の大本山である總持寺の協力を得て、「禅文化」を駅ビルから発信していくというユニークな案でした。その案をもとに總持寺で修行経験のある徳雄山建功寺の住職兼庭園デザイナーの枡野俊明氏に「禅文化」を取り入れた施設のプロデュースを依頼し実現しました。

5階の禅カフェ「坐(ざ)月(げつ)一葉(かずは)」は本格的な茶室を再現するため、京都から畳と彰子を仕入れ、迎賓館などを修繕した宮大工により施工されたそうです。巨大な天然石の炉で点てたお茶や、定期に開催する禅文化の催しものは大変人気があるそうです。

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(禅カフェ「坐(ざ)月(げつ)一葉(かずは)」前に置かれた巨大な石の炉)

5階には、禅カフェ「坐(ざ)月(げつ)一葉(かずは)」以外に、書店や健康食品、美容室、クリニックなどの店舗が出店しています。また、6階は、和中洋のレストラン7軒と保育園があります。
屋上の庭園「清風苑」や枯山水「坐月堂」は、お子様からお年寄りまで幅広くくつろぐ場として利用されています。また、夏にはバーベキューの会場として大変賑わっているそうです。

CIALブログ_7.JPG(屋上の庭園風景)

【地域とのつながり】
CIAL鶴見は、「心通いあうくつろぎの我が家」を目指しています。このため、地元住民に楽しんでもらうための様々なイベントを開催し、その企画から運営まで全て自社の社員が行っているそうです。
今年の5月20日に開催した第6回目となる「フラフェスタ」は19チームが参加、約300人が来場して大変賑わったそうです。そのほかに「月見会」や「お花見会」、「禅文化フォーラム」も地元の方に大変人気だそうです。

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(取材の受けてくださった田中副店長)

【CIAL鶴見を取材してみて】
CIAL鶴見の施設を見学させていただき、和の雰囲気が漂い安らぎを感じました。改めて日本文化の素晴らしさを実感させられた瞬間でした。また、禅文化を取り入れるためにすべて本物を取り入れたことにも驚きました。

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吉岡店長と学生記者(シァル鶴見屋上枯山水にて)

★CIAL鶴見
http://www.cial.co.jp/tsurumi/


2015年3月に鶴見区と本学は「包括連携協定」を締結し、様々な事業で協力していくことになりましたが、その一環として、「鶴見区工業会」が発行する「鶴見区工業会会報」の中で工業会所属企業を紹介する記事を商科大が担当することになりました。

今年、鶴見区が区制90周年を迎えるにあたり、これまで商科大学で担当してきた22社と、鶴見区らしい企業、事業所等41箇所の取材記事を新たに加えてまとめ、『TSURUCHARM~私が見た鶴見★しごと~』として冊子を発行することとなりました。

本ブログでは、冊子のなかで紹介できなかった内容について広くご紹介致します!
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今回は、京急鶴見駅近くのベルロード鶴見駅前商店街にある「ベーカリー&スイーツ エスプラン」に伺いました。取材を担当するのは、小林地域産業研究所所長、高羽地域産業研究所研究員、学生スタッフ池田(経営情報学科1年)です。この記事は池田が執筆を担当しました。

【ベーカリー&スイーツ エスプラン、どんなところ?】
今から300年ほど前の江戸時代、旧東海道鶴見村入口に「覇王樹茶屋(さぼてんちゃや)」という茶屋がありました。これは塩田一善社長の先祖が営んでいた茶屋。九州から持ち込まれた、当時の関東では大変珍しかったサボテンが店の目印だったそうです。茶屋は1911(明治41)年の鶴見大火で焼けてしまったそうですが、塩田社長の父親の代からベーカリーをはじめ、その後現在の「ベーカリー&スイーツ ESPLAN(エスプラン)」になりました。

江戸時代から数えると、現在の塩田社長で11代目。安心・安全を第一に、自然酵母や国産小麦だけでなく外国産小麦にもこだわりの素材を使った「毎日でも食べたくなるパン」を販売する、鶴見を代表するベーカリーの1つです。

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(お店の入口)

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(たくさんの商品が並ぶ店内)

【「住んでいる街に、あったらいいなこんな店!」が理想】
塩田社長の理想は、「あったらいいなこんな店」。美味しいパンづくりや魅力的な新しい商品の開発はもちろん、お店の外まで美しく保つことにもこだわっています。エスプランは京急鶴見駅の近くの「ベルロード鶴見駅前商店街」にありますが、駅から商店街を毎朝6時半から従業員と共に掃除しています。それはお客様に気持ちよく来店していただくためだけでなく、街への感謝と恩返しの気持ちも込めているそうです。
また、入ったばかりの若手従業員は、掃除を始めたときと後では街の空気が変わることに気づき、「道が広くなったようです。清々しい!」と話してくれるそうです。掃除を通して「目配り気配り心配り」を学ぶ大切な機会となっています。

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(お話を伺った塩田社長)

【看板商品「珈琲あんぱん」と新商品】
エスプランの看板商品は「珈琲あんぱん」です。カフェオレが大好きな塩田社長の「カフェオレを食べてみたい!」という熱意から生まれました。試行錯誤を繰り返し、製菓用の生クリームを使用することでクリーミーなアンパンに仕上げることに成功。その後、「パングランプリ東京」で都知事賞(最優秀賞)を受賞するなどして知名度が上がり、買い求めに遠方から来店する方も増えています。

その後も絶えず新商品の開発に取り組んでいるそうで、最も新しい商品は、イギリスパン本来の製法にとことん拘った「カントリーホップスブレッド」。ビールの原料である「ホップスの花蕾」から作った酵母を毎日継いで自然種を作り小麦粉をブレンドし、じゃが芋・天塩・砂糖のみで納得がいくまで試作を繰り返し、毎日食べても飽きない味に仕上がったそうです。

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(大人気商品の珈琲あんぱんと、その後開発されたずんだアンパン)

【跡を継ぐことを決意した息子さんについて】
現在お店を手伝っていらっしゃる息子の塩田悠樹マネージャーのことを伺いました。奥様も塩田社長も将来のことは自由にさせたいと考え、店を継ぐようにと言ったことはなかったそうですが、高校2年の夏、悠樹さんに「将来は店を継ぎたい」と打ち明けられたそうです。それから本人と今後についてじっくり話し合い、まずは大学を出ることを優先することになりました。それまでは年2回のホームステイで語学力を磨き、大学卒業後、本人が希望したドイツのベーカリーそしてヨーロッパ各国で修行をしたのだそうです。修行を終えて戻ってきた息子さんは、大変頼もしい跡継ぎだそうです。

エスプランブログ_5.jpg(塩田悠樹マネージャー)

【若手の育成について】
エスプランでは、将来独立したいと考える若手を採用し、育てているそうです。ベーカリーを経営するには、パンの作り方だけでなく、仕入れから労務管理まで様々なことを覚えなくてはなりません。独立するまでは何年もかかるそうです。塩田社長はそういったことを一つ一つ丁寧に教えるだけでなく、最も大切な心構え「目配り気配り心配り」を大事にするよう教えているそうです。独立した後も、時間があればエスプランを訪れ、塩田社長に教えを乞う方もいらっしゃるそうです。

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(取材の様子)

【お店が活気づいている秘訣】
エスプランが活気づいている秘訣について伺ったところ、「オーナーが集中していること」だとおっしゃっていました。オーナーが商品開発や店の経営に集中していれば、自然と従業員も仕事に集中するそうです。

また、塩田社長には、旧東海道沿いに、先祖が出していた「覇王樹茶屋(さぼてんちゃや)」のような茶屋を復活させ、珈琲あんぱんを食べてほっとできるような憩いの場にしたいという夢があるそうです。また、塩田マネージャーの「からくり名刺」(仕掛けがしてある名刺)は、塩田社長が思いついたアイデアで作ったそうです。オーナーが将来の夢や、日々思いつくアイデアにわくわくしている様子も、お店が活気づいている秘訣なのではないかと感じました。

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(塩田代表と、息子の塩田マネージャー、学生記者)

【取材を終えて】
お話を伺った塩田社長は、パンや洋菓子の豊富な知識をお持ちで、とても楽しそうにお店のことをお話下さったのが印象的でした。知識と情熱が、お店が活気づき、経営が長く続く秘訣だということが今回の取材を通してわかりました。取材担当:商科大・池田

★エスプラン
http://www.esplan.biz/


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